頑張っているのに、思ったように上手くいかないことはありませんか?
いつも同じようなことで、行き詰まってしまうことはありませんか?
僕は仕事、人生、人間関係で何度もこの壁にぶつかりました。そんな時は悪あがきと言うか、余計力が入ってしまって、負のスパイラルにハマっていくだけでした。
頑張ればがんばるほど、上手くいかなかったんです。
しかし僕は今回お伝えする内容で、上手く行かない時こそ、絶好のチャンスにできるようになりました。
もし今、あなたが仕事、人生、人間関係などで行き詰まっているのなら、これは絶好のチャンスじゃん!と思ってもらえるはずです。
この記事を読み終える頃には、あなたの今の状態を知り、次に何をすべきかが見え、視界が大きく開けた気持ちになれると思います。
目次
上手くいかない時が絶好のチャンス!
あなたは過去を振り返った時、「あの時はつらい時期だった」とか「あの時が一番よかった」とかを思い出したりしませんか?
誰の人生にもよい時、そうでない時があります。つまり、サイクルがあるということです。
僕たちのまわりに存在する自然を見れば一目瞭然で、すべてが一定のサイクルにそって動いていることがわかります。
このサイクルを知れば、あなたは望んだ方向へ柔軟に着実に前進できるようになります。
一喜一憂したり、落ち込んだり、行き詰まったりすることが激減するはずです。
人生のロードマップになる成長のサイクルとは
あなたが行き詰まっている場合、必要なことは『今どこにいるのか(現在地)』を知ることがポイント。
これを理解するために、木や花がたどるサイクルをざっと見てみましょう。
- 発芽
- 成長
- 成熟
- 紅葉
- 落葉
- 休眠
春、土の中の種から芽が出てふたばになり、幹となって枝を複雑に伸ばしながら葉を茂らせていきます。ここまでは『発芽→成長→成熟』のサイクルです。
秋には葉を黄や紅に染め少しづつ葉を落としていきます。そして冬には葉はなくなり、まるで死んでしまったかのように静かに立ち尽くし春を待ちます。ここまでが『紅葉→落葉→休眠』のサイクルです。
お気づきの方もいると思いますが、僕たち人間の人生や仕事、人間関係もすべてこのサイクルにそっているのです。
人生、仕事、人間関係で辿る成長のサイクルとは
では次に、人生、仕事、人間関係にこのこのサイクルを当てはめて見てみましょう。
- 創造
- 成長
- 成熟
- 混沌
- 手放す
- 休眠
いかがですか?
ここでは何となくで大丈夫です。
次から具体的に仕事を例にこのサイクルを見ていきましょう。あなたが今どこにいるのか、次に何をすればよいのかを明確にするヒントにしてくださいね。
仕事に活かす成長サイクル
成長のサイクルをうまく活かすためには、まずはゴールの設定が必要です。例えば、結婚や独立起業などです。
ただ当時の僕のように、最初はゴールがわからない場合もありますが、大丈夫です。サイクルのあるタイミングで急に見つかることがあります。
ちょうど僕の例がよいので、就職と転職をし独立起業するサイクルと、その中のどこでゴールを見つけたかもあわせてお話しますので、あなたの参考にしてくださいね。
創造
結婚式を2ヶ月後に控えた僕が、就職に求めるゴールは収入だったと思います。少なくとも当時は自己成長やキャリアアップではありませんでした。
ゴールへ向かうためのサイクルの最初は『創造』です。僕にとっての創造は社会人なることでした。
成長
会社に入るとパソコンの使い方、メールの書き方、課長と部長どちらが偉いかなど、わからないことを一から覚え始めました。そしてWebサイトのスキルを学んでいきました。
ここはサイクルでいうと、社会人として成長している段階です。
成熟
会社の仕事を一通り覚え、仕事を任され、最初から最後まで問題なくできるようになりました。サイクルは成熟段階です。
混沌
会社には慣れてきましたが、本当にやりたいことなのか分からず、モヤモヤしていました。
一方で収入と生活費がとんとんの状態が続いていたこともあり、僕は転職サイトをよく見るようになりました。
別の会社へ行けば何か見つかるかも、収入も上がるかもと、中途半端な目的とスキルを持ったまま、転職を繰り返します。
3年間で3社行っても、結局迷いやモヤモヤは変わらず行き詰まっていました。
これはサイクルでは『混沌(カオス)』の地点で、まさに僕の思考と行動はカオス状態でした。
僕はさらに転職をすれば、何か見つかる!今度こそよくなれる!と考えていました。12年前は独立起業が今よりメジャーではなかったので、独立するという発想はなかったんです。
手放す
3社目に勤めていた時、2歳の息子の寝顔しか見れない忙しい日が続いていました。
そんな中、息子が熱で苦しんでいるのに、そばにいてあげられない。奥さんが腰を痛めたのにサポートできない。祖母が亡くなったのに会社へ行かないといけないということが続きました。
僕はここで、自分が心から求めていた本物の望み(ゴール)に気づきます。
それは、『家族との時間、自分らしい人生を手に入れる』というゴール。
これをきっかけに僕は、会社員という選択肢を人生と仕事から『手放し』またのです。
休眠
会社員を辞め、独立した僕は新しい創造のために一旦『休眠』します。
休眠といってもずっと休むわけではなく、次の創造に向けた準備です。僕の場合、起業に必要な知識を学んだり、知識を学んでいました。
こうして僕は1つのサイクルを周り終え、次の新しいサイクルの『創造』、つまり起業をスタートさせていきます。
お話はここまで。
成長のサイクルのイメージはできたでしょうか?
あなたの現在地は、どこですか?
そして次は、どんなことが起こると思いますか?
成長サイクルの中で一番危険な場所とは
ここからは、成長サイクルの中で危険な場所と、結果を左右する重要な場所についてお伝えします。
危険な場所
成長サイクルで一番危険な場所はズバリ『混沌』です。
なぜ危険なのか?
それは多くの場合…
今までのやり方や思考にしがみつき、こだわり、執着してしまうから。
それはそうです。
混沌の先には、さらなる成長や未来が待っていると思ってしまいます。
僕がこの時期、さらに転職することを考えたのも、今よりももっとよくなれると考えたからです。
しかし残念ながら、自然の流れのサイクルから見れば、混沌の先に成長や未来はありません。
デザインミーアカデミーを受講する半数くらいの方は、ここにいる方たちです。
僕もそうでしたが、自分が『混沌状態』であることに気づくことって結構難しいのです。
では、何かのきっかけで、誰かのサポートで、自分が混沌にいることに気づいたら何をすればいいのでしょうか?
成長のサイクルを見れば、一目瞭然。
手放すことです。
・・・と言われても難しいですよね。一言でいうと…
自分をリデザインすること。
あなたが何を望み、どう在りたいのかを明確にして廃棄するのです。
成長サイクルで重要な場所
成長サイクルで、重量な場所は2箇所。それは、『混沌』の次に来る『手放す』と『休眠』です。
両手にいっぱい抱えていたら、新しいものを受け入れることはできません。
混沌から脱出する唯一の方法は手放すことであり、新しい創造に進むための順路なんですね。
そして、忘れがちなのが『休眠』です。
蝶は成虫になる前に「さなぎ」として休眠します。多くの植物も、春に芽吹く前に休眠します。
これがないと、再び創造するためのエネルギーが取り戻せないまま、創造に入ってしまうことになります。
上手くいかない時が絶好のチャンス!
いま人生や仕事、人間関係で行き詰まっていたり、頑張っても上手く行っていない場合、大きな流れの中で、自分がどの状態なのかを知ることがポイントです。
その道標となるのが『成長のサイクル』
『成長のサイクル』とは、僕たち人間含め自然界のすべてが、一定のサイクルにそって動いている普遍的な循環のことです。
もちろん仕事でも人間関係もこの『成長のサイクル』に当てはまります。
- 創造
- 成長
- 成熟
- 混沌
- 手放す
- 休眠
あなたも僕もこのサイクルに則って、螺旋を描くように上に向かって回っています。
しかし、この自然の普遍的な循環に唯一逆らってしまう者がいます。
誰だかかわかりますか?
それは、僕たち人間!
つまり、不自然なことをしてしまうというわけです。
特に『混沌状態』にいる時は、ひとりではなかなか気づけないで、悪あがきして、何年も混沌状態から抜け出せなくなる場合があります。
この状態からいかに『手放し』『休眠』するかがポイントなのです。
この『成長のサイクル』を思い通りにデザインできたら、まったく別のステージに上がれると思いませんか?!
あなた自身をリデザインできれば大丈夫です。
1日でもはやく螺旋状の階段を登って、さらにあなたらしい生き方・働き方を創造しましょう。
成長のサイクルを活かせるか活かせないかは、あなたがどのくらい自分をデザインできているか。
まずは、あなた自身をデザインすることから始めてみてくださいね!
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。