「このままじゃイヤだ、変わりたい!」
そう思っているのに、なぜか一歩が踏み出せない。そんな経験はありませんか?
頭では分かっているのに、気持ちが追いつかない。
やるべきことがあるのに、気が重くて動けない。
そんな自分に「またできなかった」と落ち込み、自信を失ってしまう。
でも安心してください。動けないのは、あなたが弱いからではありません。
それは、心の奥にある「不安」や「恐れ」がブレーキをかけているだけなんです。
この記事では、「変わりたいのに動けない」と感じるときに役立つ3つの視点をシェアさせていただきます。
視点を変えることで、自分を責めるのではなく、少しずつ「自分を信じる力」を取り戻していけるはずです。
視点1:小さな一歩を「成功」として受け取る
変わりたいのに動けないとき、多くの人は「完璧な変化」をイメージしてしまいます。
「今日から毎日○○しよう」とか「大きな成果を出そう」と思うと、重く感じて動けなくなるんです。
でも大切なのは、どんなに小さな一歩でも「進んだ」という事実に気づくことです。
たとえば、ノートを開いただけでも、情報を調べただけでも、十分に一歩なんです。
それを「自分は何もできていない」と片づけてしまうか、「小さくても前進した」と受け取るかで、自信の積み重ね方が大きく変わります。
自分を信じられるようになる第一歩は、「小さな成功を認める」こと。
その積み重ねが、やがて大きな変化につながっていきます。
僕が監督・プロデュースする体感型ライブ絵本ショーのナビゲーター『ルーミー』は言います。

ジャンプしなくたって大丈夫!ちょっと動いただけで、景色は変わりはじめるよ♪
視点2:「不安や恐れは敵ではない」と知る
動けないとき、心の奥では「失敗したらどうしよう」「周りに笑われないかな」といった不安や恐れが顔を出しています。
この感情を「邪魔なもの」と思うと、ますます動けなくなります。
でも実は、不安や恐れはあなたを守ろうとする心の働きなんです。
「危ないことに踏み出さないように」というセーフティ機能。つまり、敵ではなく、心のセンサーのようなものなんですね。
大切なのは「恐れを消す」ことではなく、「恐れがあるのを認めながら進む」こと。
「怖いけど、ちょっとやってみる」と思えると、不安は行動のブレーキから、慎重さという強みに変わります。
自分を信じるとは、恐れをなくすことではなく、恐れがあっても進める自分を信じることなんです。
視点3:「今の自分」も受け入れる
「変わりたいのに動けない」とき、つい今の自分を否定してしまいがちです。
「意志が弱い」「やっぱりダメだ」と責めれば責めるほど、心は固まって動けなくなります。
でも、本当に必要なのは「今の自分を受け入れる」ことです。
動けないのも、迷っているのも、今のあなたに必要なプロセス。
否定ではなく「そう感じているんだね」と認めることで、心に余裕が生まれます。
そしてその余裕が、次の一歩を踏み出す力になります。
「動けない自分を受け入れること」こそ、自分を信じるための土台なのです。
「変わりたい」気持ちは、すでにあなたの可能性
「変わりたいのに、動けない」という悩みは、多くの人が経験するものです。
でも大切なのは、「動けない自分を責める」のではなく、「小さな一歩を喜ぶ」こと。
不安や恐れは敵ではなく、あなたを守るためのサインです。
それを理解した上で、「今の自分も大切なプロセス」と受け入れていくことが、自分を信じる力を育ててくれます。
焦らなくても大丈夫です。
「変わりたい」と思った瞬間から、すでにあなたの変化は始まっています。
少しずつでも自分を信じることができれば、必ず道はひらけます。
変化とは、大きなジャンプではなく、「自分を信じる小さな積み重ね」なんです。
自分を信じて人生を歩むことは、まさに「自分をデザインすること」そのもの。
あなた自身の歩幅で、自分らしい変化を育んでいってくださいね。
最後にライブ絵本ナビゲーターの『ルーミー』からあなたへ質問です。

限られた時間の中で、あなたは誰と一緒にいて、なにを大切にして、どんな光をともしたいですか?
2010年に起業し、ライブ絵本監督・プロデューサー、会社経営、アーティスト等をしているYUSEIです。
『限られた時間の中で、何を大切にし、どんな自分らしいあかりを灯すか』をテーマに、自己実現したい人を作品やブログで応援中[→Profile]