「今年こそ自分を変えたい!」
「次の職場に行く前に自分を変える」
と思っているのに、なかなか変われていないなら、それは行動や気持ち、モチベーションだけが原因ではないかもしれません。今日お伝えすることの可能性がアリです。
僕は昔、複数の人たちがいる中で、自分の意見を言うことできませんでした。
そんな自分が嫌で、もっと主張できる自分に変わりたいと、折に触れて悩み解決策を試したりしていました。しかし何年も変われないでいたことがあります。
僕の場合、ふとしたことで変わるきっかけを得たのですが、それもやはり科学的に正しい変わり方だったと、今になってわかります。
この記事を読み終える頃あなたは、自分が変わる方法を知り科学的に、意図的に変わる行動が取れるようになっているかもしれません。
目次
自分を変えたいのに、変われない本当の原因
「今年こそ自分を変えたい!」
「次の職場に行く前に自分を変える」
気がつけば何年も経っていたなんてこと、僕たち人間にはあるあるですよねw
どうして、人は変わることが難しいのでしょうか。現状維持、変わらないことを選んでしまうのでしょうか。
それは僕たちの脳に、原因があることをあなたはご存知ですか?
①自分を変えたいのに変われない原因
いきなり脳科学の話になってしまいますが、あなたが変われるカギになる部分なので、少しだけお付き合いくださいね^^
僕たちの脳は五感を通して、毎秒1100万ビットという膨大な情報に晒されています。(文字量で言うと68万7500文字程度!)この量をまともに受けていたら気が狂ってしまいますよねw
そのため僕らは自身のフィルターを通して、その中から126ビット程度の情報を受け取っています(文字量で言うとたった8文字、ツイッターより短い…!?)
つまり視界に入っているけれど、見えていないものがあるということです。
何言ってるか、ちょっと分かりませんよね?そんな時は、からだを使って体験しましょう。
では実験です。
今、あなたの周りにある丸いもの10個を10秒で探してみてください。
*
*
*
*
*
どうですか?
丸いものは10個見つかりましたか?
その中に普段気づいていなかったもの、ありませんでしたか?
実はそれは、脳が「今まであなたには不要と判断」してフィルタリングをしていたものなんです。
別の例をもうひとつ。
例えばあなたが「転職しよう」と考えた時、次のようなことが起こりませんでしたか?
- 街中で転職に関する情報をやけに見る
- WEBで転職コンテンツをやけに見る
- 転職という言葉に反応するようになる
それは、あなたのまわりに転職の情報が集まってきたのではなく、あなたの脳が転職の情報を見ることを決めたらからなんです。
今までもあなたの回りに転職の情報は山ほど出現していたけれど、あなたが見ようとしていなかっただけなんです。
伝わって来ましたか??
つまり、脳はあなたに必要と判断したものを、優先的に見せているんです。
ここに、自分を変えたいのに変われないヒントがあります。
僕が大学を受け直すきっかけになったのは、僕の教科書の落書きを見た友人が、「おまえ、絵うまいなー!」という一言でした。
そこで、僕の脳は「今の環境のダメなところ、自分のダメなところ」という視点を絶ち、「どうすれば好きなことができるのか?そもそも自分の好きなものは何か?」という視点に切り替わったのです。
それからは今まで気づかなった美大や専門学校の情報が、どんどん入ってくるようになったというわけです。
つまり、最初は現状のダメな部分や言い訳を創っていたのが、ちょっとしたきっかけで、新しい角度にフォーカスが移動したというわけです。
僕は本当に見たいものを見れていない状況を、自身で意図しない形で作ってしまっていたのです。
②自分を変えるヒント
あなたが毎日見ている現実は、脳がフィルタリングをして見せていることがわかりました。
勘のよい方はこう思ったかもしれません。
「脳のフィルターを交換すれば、見えるものが変わる?」
その通りです^^
あなたの脳が必要と判断するものは、あなたの思考が決めています。つまりあなたが今まで生きてきた中で、習慣になっている思考のクセです。
たとえば思考のクセには、以下のようなものが関わっていると心理学NLPでは言われます。
- 価値観と信念
- 時間/空間/物質/エネルギー
- 言語
- 記憶
- 決断
- メタプログラム
- フィジオロジー
これらを通して、あなたに起きた出来事や情報を削除したり、ひん曲げたりしながら脳に意味づけしているというわけです。
思考のクセを変えることで、あなたの脳のフィルターが切り替わり、目の前に見える現実が変わります。
では、思考のクセとはどこでカタチ作られるのでしょうか?
それは、あなたの過去。例えば…
- 子どもの頃、親や先生に言われたこと
- 子どもの頃、観ていた漫画、おはなし、テレビ等
- 子供の頃に起きたつらい、嬉しいなど感情の記憶
子どものころ親に、「いい学校行って、いい会社へ入りなさい」(今の時代少ないと思いますが。)と言われたことや、先生が言った「安定した仕事がよい」という考えが刷り込まれ、あなたの思い込み(ビリーフ)になっている場合があります。
もしこういったビリーフがあると、「転職したい!」と思っても「安定した仕事がよい」という思い込みがあなたの行動を無意識に制限してしまうんです。
ビリーフに制限されるパターンは僕を含め、多くの方が無意識に経験し、立ち往生してしまうことがあるんです、
解決するためには、自分が望む思考や行動を選択して表現することが重要。つまり自分をデザインしていくことです。
③自分が変わることで得られるメリット
あなたが変われない原因、変わる方法はわかってきました。
では、脳のフィルターを未来志向に切り替え、活用した場合どのようなことが起こるのかを考えてみます。
例えば…
- あなたに必要な人、コト、情報を見つけやすくなる
- あなたが望む出来事が起こるようになる
- 人や事象、あらゆる物の見方が変わる
例えば転職をしたいあなたには、転職するために助けてくれる人や情報が集まって来ます。そして、転職活動が前進する出来事やアイデアに出合うことが増えます。
周りの状況は、何も変わっていないのにです。
これは俗に言う『引き寄せ』に近いものです。
まとめ:自分を変えたいのに、変われない本当の原因
今年こそ自分を変えたい!と思いながらなかなか現状から変われない本当の原因。それは、行動や気持ち、モチベーションだけの問題ではありませんでした。
自分を変えたいのに、変われない本当の原因は、実はあなたが生まれる時に持ってきた脳にあったのです。
その脳の特性を理解し、次のようにうまく活用できれば、変わることはできます。
- 脳は自分に必要な情報をフィルターで取捨選択している
- フィルターに気づき、スイッチすることで見えるものが変わる
- 変わりたい自分に必要な情報が見えるようになる
過去から積み上げられた思考のクセを知り、望む未来をカタチにするための思考に切り替えましょう。
実はあなたの望みを叶える材料は、あなたの周りにたくさん揃っています。
あとは、それを見るか見ないかだけです。
脳のフィルター交換の準備はOKですか?
新しい世界は今よりも明るくて最初は目がくらむかもしれません。でも大丈夫です。目が慣れたら、あなたが本当に見たかった世界が観えてくるはずです!
そのためにも、1日でも早くあなた自身をデザインしていってくださいね!
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。