「これと行った目標がない」
「本当にこの目標でいいのかわからない」
デザインミー・アカデミーでは、コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、講師などひとり起業の方がゴールやビジョンを見つけるステップがあります。
これは講座の最初の方、つまり受講生さんがまだ自分軸をデザインできていない状態であえて行います。
すると前述の通り「目標がない」「たぶんこんな目標かな」と悶々とした状態になることが…。
でも、この時点ではそれで大丈夫。
最終的にはゴールもビジョンも明確になり、そこへ向かう指標や戦略が適格に定まった状態になります。
今回は、「これといった目標がない」場合に視点をズラしてクリエイティブに目標を見つける方法をお伝えします。
コーチ、コンサル、カウンセラーの方は、クライアントさんのセッションの参考にもなるはずです。
目標が見つからない理由
今はネットで「目標 見つけ方」などで調べれば、たくさんの目標を見つけるやり方が載っています。
ですので今回は、僕独自の目標を発見するクリエイティブな方法をお伝えします。
まず、目標が見つからない・目標がわからない理由のひとつは、目標を決めるカテゴリを絞って考えてしまうことで、視野や視点がぎゅっと狭まってしまうからです。
例えば目標を考える時に「仕事」や「健康」などカテゴリを決めて考えたりしますよね。
この時僕たちは当たり前ですが「仕事での目標とは」というテーマを掲げます。
実はこの時、掲げたテーマには常識や今までの経験、本人による思い込みがびっちりこびり付いていることがよくあります。
例えば「仕事の目標」と設定すると・・・
- 年収〇〇になる
- 昇進して課長になる
- 独立する
こういった目標が出る傾向に…。
もちろんこれでOKの方もいます。
しかしこういった目標のさら先にある、本来の自分が求めているもの。
これが明確でないと、達成する途中でブレたり、諦めたりといった事件が多発します。
逆を言えば、本当に自分の求めているものが明確なら、目標に向かう途中でブレたり、これでいいのかな?と不安になったりすることはありません。
エネルギーが1点集中するため、目標に対してあーだこーだと、無闇に疑ったり考え込むこともなくなるんですね。
目標の先にある目的に気づけるか?
コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピスト、講師などひとり起業の方には、表面的な目標設定はすでにされている方もいます。
しかしそれより「もっと心から欲する何かが欲しい」という思いを意識、無意識に関わらずお持ちの方がいます。
僕から見るとそういう方は、本質に限りなく近づいている方。
だからこそ表面的な目標ではしっくり来ていない。または、「私には目標がない」と白黒つけてしまっているのだと思います。
僕も13年前起業してビジネスという世界に入った時は「売上を〇〇にする!」などの目標があった時期もあります。
でもこれって本質ではないな・・・
と、ある時気づいてから、本当の意味で自分らしい生き方、働き方を実現することができました。
勘の良い方はお気づきの通り、実は独立起業するだけで、自分らしいライフスタイルや自由を手に入れられることはほぼないのです。
むしろ常に売上や顧客、結果に振り回されて、心の自由も無くなってしまっている方が多くいます。
話が逸れましたが、自分の目標がない、しっくりこないという方はもっと本質的な目標。つまり僕がデザインミー講座で定義している、もっと奥にあるゴールやビジョンを必要としている方たちなのです。
ゴールやビジョンの見つけ方
ではここで、あなたのゴールやビジョンの見つける簡易的な方法を1つご紹介します。
あなたが今夢中になっていること、好きなことを1つピックアップしてストーリー(文脈)をつくる。
例えば、デザインミー受講生さんで釣り好きな方がいます。
この方は講座のワーク「ゴール・ビジョンの質問」で「わからない」と回答された項目がありました。(僕はこれを見てワクワク)
デザインミー講座のStep1の部分なので、こういう回答の方はもちろん他にもいらっしゃいます。
大抵は「講座の終わりには、見つかっているのでお楽しみに〜」とお伝えするのですが、この方の場合はこのタイミングで必要だと察知し、大好きな「釣り」に関してのストーリーを一緒に作ってみました。
ストーリーが出来上がると、それを俯瞰して次のようなことを掘り下げます。
- なぜ釣りが好きなのか?
- なぜ自分は釣りをするのか?
- 釣りをするとどうなれるのか?
これらの問いから、この方の価値観や信念、アイデンティティや在りたい状態が炙り出されます。
仕事や人生をテーマにした時は出なかったものが、潜在意識から出てきたのです。
このように自分の好きなこと、夢中になっていることに視点を変えて見るだけでも、本質が垣間見れることがあります。
この受講生さんは釣りを通して…
- 一人の時間(自由)
- 達成感
- 家族に喜ばれる喜び
という価値観を持っていて、このゴールやビジョンを実現するために釣りをしていたとも考えられます。
これを知った上で、受講生さんに次の質問をしました。
『仕事でも、同じものを手に入れたいですか??』
彼は顔がほころび、目がキラキラ輝いてうなずきました。
目標をデザインする

あなたの人生は仕事だけでなく、家族、人間関係、成長、健康、心の豊かさ、社会貢献など複数のカテゴリから成り立っています。
とはいえ、普段は個々に意識すること無く、目の前のことに集中してしまいますよね。
自分の姿勢が正しいのかわからないように、自分では気づきずらいんです。
バランスを崩し続けるとどこかで歪が生まれます。
それは時として…
「こんなんじゃなかった」
「このままでいいのだろうか」
「やりたいこととやっていることがズレている」
このような感情や思考で、本質との不調和を知らせてくれます。
もしこういうサインを受け取ったら、ぜひご自身の思考や行動を、逆立ちをするようにして一度疑ってみてください。
過去から今まで、自身をデザインしてきたあなたは、いつからでもいくらでもリデザインすることができます。(ちなみに『自分をデザインする』とは、超自分軸をつくり成功ストーリーを構築することです)
今回の目標もそうですよね。いつでも自分でつくり直すことができるんです。
誰の許可も無く、いつでも変えたり更新したりもできるんです。
「目標がない」のではなく、ただ気づいていないだけ。そしてそれを正しくデザインできていないだけなのです。
あなた自身をデザインできるのは、この世界であなたしかいません。
ぜひ今日も楽しんで自分をデザインしていってくださいね!
『自己成長しながらビジネスを飛躍させたい』ひとり起業の方へ
5,000人の自己実現に関わり、起業13年の経験からうまれた『自分をデザインして仕事と人生をステージアップする成功法則』