起業・副業したら自分の好きなメイン業務を思い切りやりたい!
営業はできるだけやりたくない。
僕に限らず起業・副業したい方のホンネかもしれませんね。
起業・副業して仕事を獲得するスキル、または仕事をいただくスキルは必須です。
とはいえ、なかなか積極的に取り組めなかったり、何をしていいかわからない方もいると思います。
僕も営業やセールスは大の苦手。そんな僕が一切のセールスをせず、超マイペースでいながら10年以上仕事をいただいて来れた方法をお話します。
目次
誰でもできる営業5選【自然に仕事をいただく方法】
はじめに、僕らが感じるストレスフルな営業というイメージはどこからくるのでしょうか?
- 訪問営業
- 電話営業
僕は会社員時代、デザイナーとして営業マンによく同行していましたが、この経験から「営業は自分には絶対無理!」ということでした。思い込み(ビリーフ)を自分で作ってしまったというわけです。
そんな僕が起業時、できるだけストレスのかからない状態で仕事を得る方法を考えたのが以下です。
- ホームページで営業
- 知り合いからの紹介営業
僕は10年以上、この営業方法で仕事をいただいてきました。厳密には仕事をいただくための入口ですが、便宜上今回は「営業」とさせてもらいます。
1,ホームページ営業
【ストレス度】★☆☆☆☆
個人的におすすめなのが、ホームページを作り営業ツールにすること。
僕は起業スタート時から10年以上、多くの仕事がここから入ってきています。
しかも広告も打ったことはなく、今ではたまに水や肥料を上げる程度で、平均して1日数件のコンタクトが来ます。
ではどのようにやって来たのでしょうか・・・ひとことでいうと。
自分らしさを明確にし、ホームページでブランディングしたからです。
詳しくは長くなるので無料メルマガでお話ししますが、自分をデザインしてシナリオを構成できれば、あとはそれをホームページに表現できれば営業やセールスは不要で、少なくとも僕は独立起業して営業は皆無でした。
ホームページ営業は、『営業』という視点で言えば、ストレスフリーに限りなく近い営業方法と思いませんか?
余った時間はあなたの専門分野のプロフェッショナルとして、一番大切なことのアップデートに使えます。
営業、セールス、同業さんとの競争に抵抗のある方は、ぜひあなただけの魅力・価値・世界観が伝わるホームページを作ってみてくださいね。
2,紹介営業
クライアント、取引先、勤めていた会社の同僚、友人などから仕事を紹介してもらうことがあります。これもホームページ同様、営業やセールスをしないで仕事を得る入口として有効です。
訪問営業や電話営業と比べ、ストレス度が低い営業方法と言えます。
2-1,クライアントからの紹介営業
【ストレス度】★★★☆☆
既存クライアントから、別のお客さんを紹介してもらいます。
これは、みずから親しいクライアントに紹介を乞うのではなく、相手が勝手に紹介しくれることです。
クライアントからの紹介のきっかけは、成果のクオリティや信頼関係だけではなかなか増えません。
重要なことはセルフブランディングが出来ているかということです。
僕の周りにいる起業家でうまくいっている方は、セルフブランディングが出来ている方が多いです。
逆にスキルがあっても、集客してもいつも価格競争やクライアントに振り回されている方は、ブランディングが出来ていない、または意識していない傾向にあります。
僕は独立起業したての頃、つまりセルフブランディングが出来ていない頃から今まで「仕事ください」「その仕事やりますよ!」と言ったことは一度もありません。
その理由は『言えないから』なのですが…。他にも順番が逆だと考えているからです。
僕が考える仕事の順番とは…
- お客さんからの相談を受ける
- 仕事を依頼される
相談をすっ飛ばして、いきなり金額教えて欲しいと行ってくるお客さんがいる場合はまだあなたのブランディングが出来ていない証拠かもしれません。
こういったパターンにいると、いつまでもあなたのブランディングは難しく、むしろ安くやってくれる人、無料でやってくれるいい人というブランドが確立されてしまう危険があります。
営業やセールスのテクニック、WEB集客を学ぶ前に、クライアントから共感され興味を持たれるようなあなたに、リデザインすることがポイントです。
2-2,取引先からの紹介営業
【ストレス度】★★★☆☆
仕事上の取引先は、例えばホームページ業者さん、印刷屋さん、教室レンタル屋さんなどがあるかもしれません。
取引先と良い関係でつながっていると、仕事の相談をされることがよくあります。
僕が取引先との関係で大切にしていることは次のようなものです。
- 対等の立場を保つ
- 餅は餅屋、信頼し任せる
- 値引き交渉しない
お互い尊重しあえる関係性を前提に、仕事の相談をしてもらうためには、あなたの売りが分かる『あなたらしさ(世界観)』を日頃から伝わる仕組みをつくっておくことが重要です。
2-3,元会社の同僚からの紹介営業
【ストレス度】★★★☆☆
以前勤めていた会社の同僚から、仕事の相談を受けることがあります。この前提は円満退職をしているということです。
元同僚からの紹介は次のようなものがあります。
- 現会社からの仕事相談
- 元同僚の転職先からの仕事相談
- 元同僚の副業や独立による仕事相談
この紹介は、会社員時代の関係性が影響するように思われますが、そうでもありません。僕は起業した後、会社員時代、顔見知り程度だった人から相談を受け仕事をしたことが結構あります。
要因は、会社員時代から無意識に、自分の強みを表現していたからです。
なる早であなた自身をデザインして、独自の強みを今から表現していきましょう!
2-4,友人・知人からの紹介営業
【ストレス度】★★★☆☆
前述してきた紹介営業の3パターンは、利害関係がある方たちからの紹介でした。次に友人知人からの紹介営業についてお伝えします。
学生時代の友人や、ボランティア仲間、セミナーやスクールを受けた際の同じ受講生などがこれにあたります。
友人の紹介の場合は、「〇〇ならこいつ!」という感じで気持ちよく紹介してもらえることが多いと思います。もちろん紹介料などの話しは一切出ませんが、僕の場合は代わりに飲みに誘ったりと何かしら感謝の気持ちを伝えています。
大切なことは、「〇〇ならこの人」という友人知人の頭の中で、あなたのイメージを持ってもらうことです。
そのためには、あなたがどう在りたいか、人生や仕事に何を望むを知ることがポイントです。
あなた自身をデザインしていれば、必要なタイミングであなたへの相談や紹介へとつながります。
起業駆け出し時は、友人知人からの紹介に助けられることがとてもあります。
2-5,紹介営業4つのコツ
ここまで読まれた方の中には…
「結局、人脈が大切ということでしょ」
「ブランディングができればの話でしょ」
そう感じた方もいるかもしれません。
それはその通りなのですが、実はもっと紹介営業で大切なことがあります。人脈やブランディングの前に、僕は次のようなことを意識しているので、紹介が続いていると思っています。
- 紹介者に報告をする
- 紹介者の顔をつぶさない
- 紹介者に感謝を示す
- 自分からも紹介をする
当たり前の行動かもしれませんが、これらを丁寧にやることが『つながり』において大切です。
誰かに仕事を紹介したことのある方は経験があると思いますが、紹介する側にもそれなりの責任を伴いますよね。
マッチングした相手同士で良い仕事になればいいのですが、逆になってしまったら大変。
あなたが仕事を紹介された場合、紹介者と紹介された方両方に喜んでもらう必要があると思うんです。
これはブランディングというテクニックではできません。これを出来るようになるには、あなた自身をデザインすることです。
つまり、紹介者にどんな感謝をするかを決め、それに最適な思考や行動を表現することです。
この理由から、紹介営業のストレス度は★3つにしてみました。 訪問営業や電話営業より入口のハードルは低いかもしれません。 しかし、出口のハードルは紹介営業の方が高いかもしれませんね。
2-6,紹介は営業ではない?
紹介営業の4パターンを見てきましたが、ここまでで「これって営業?」と思った方もいるのではないでしょうか。
そうです、「営業」とは言えません。あくまで信頼関係をベースにした『紹介』なわけです。
僕の考えは、苦手なことに時間やエネルギーを使わずに、個人起業家として永く活躍できることが本質だと思っています。
紹介営業の部分で最後に注意点としてお伝えしたいことは…
「仕事の紹介目的で、人付き合いするのは止めましょう!」ということですが、当たり前ですよね…すぐバレちゃいます^^;
3,もっとラクな営業をしたい方へ
ここまでで、ホームページを育てて営業する方法、人からの紹介をしてもらう方法をお伝えしてきましたが「もっと楽な営業方法はないの?」と言う方のために3点ほどオマケです。
3-1,メール営業
【ストレス度】☆☆☆☆☆
僕自身未経験ですが、よくメール営業を受けることがあるので記載しておきます。
突然知らないフリーランスの方から、資料添付やホームページURLが記載されたメールが来ることがあります。
僕の場合、こういったメールから仕事をお願いしたことはあります。
3-2,代理店を通す(元請けしない)
【ストレス度】データ測定不能…
代理店経由で仕事をすれば、積極的な営業が不要なことがあります。僕は基本、クライアントと元請け(直接仕事を受ける)で行います。過去代理店から仕事を受けることもあったので、その経験を基にお話します。
一度代理店と仕事をすると、その後も仕事をいただく機会が増えます。フリーランスの方はこれをメインにしている方も多いかもしれません。
しかし僕は断然元請けをオススメします。
- 金額を自身で決めることができる
- 案件すべてをクライアントと双方で協議できる
- 直接クライアントの顔や意見が見える
- フリーランスとしての力が付く
- すべて自己責任
- 営業も打ち合わせもすべて自分で行う
- 営業しなくても仕事が来る
- クライアントと直接のやり取りや交渉はしないで済む
- 大きな仕事ができることがある
- 値引きされることがある
- スケジュールなど指定される
- 代理店なしでは仕事が入らない
本人の性格や目的によると思いますが、それぞれメリット、デメリットがあります。ストレス度合いも一長一短。
参考までに個人的には【ストレス度】★★★★☆でした。
3-3,クラウドソーシングで営業
【ストレス度】★★☆☆☆
ネット上の仕事マッチングサービスを使って営業する方法です。
プロフィールや対応可能な仕事を記載し、依頼者から仕事を受けるサービスです。
僕は依頼者としての経験はあります。
起業の駆け出し時にはオススメだと思います。
なぜなら、実績を積めるからです。費用はピンキリです。
一番の注意点は、セルフブランディングに気をつけることです。
まとめ:誰でもできる営業5選【自然に仕事をいただく方法】
今回は起業したい方が、ストレスを極力かけない誰でもできるという欲張りな営業方法(仕事を得る入口)をお伝えしました。
ストレス度が小さい順からまとめます。
- メール営業
- ホームページ営業
- クラウドソーシング営業
- 紹介営業
- 代理店営業
あなたの性格や目的にあわせて参考にしてみてくださいね!
当たり前ですが、仕事は人からいただくものです。大切なことは、あなたがお客さんに何を表現し、どう関わりつながっていきたいかを知ること、決めることです。
そのためにも、あなたがどう在りたいか、何を望みどんな資質を活かしていきたいかを明確にしておくことが大切です。
つまり、あなた自身をデザインし、望むシナリオを描いておくことが近道です。
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。