「個人起業家でセルフブランディングは大切」
「でも、今の私をそのままブランディングできるのだろうか?」
この記事を読んでいる方は、セルフブランディングに興味はあるけど、自分ができるのかと不安な方もいると思います。
あなたはセルフブランディングに、こんなイメージを持っていませんか?
- 本人に強烈な個性や能力がないとできない
- すごい実績がないとできない
- 自己PRが上手くないとできない
- 強い意思や自信がないとできない
- 自然体のままでなく演出しないとできない
このようにセルフブランディングは「特別な人」でないとできないイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも安心してくださいね。
セルフブランディングは「特別な人」だけができるものではなく、誰でもできるものです
この記事を読み終わった時、「私も無理せずブランディングができる!」そう思ってもらえるはずです。

自分の強みがわからない…。自分らしさをうまく伝えられない…。でも、自分の好きや得意を活かし、人に貢献するビジネススタイルを手に入れたい方へ。
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最初に質問です。
『あなたは誰のためにブランディングをしますか?』
目次
起業する人はまだセルフブランディングをしないでください!

最初に一般的に言われるセルフブランディングを、見てみましょう。
セルフブランディングとは、企業や組織に所属しない「個人」が、自らをメディア化し、自らの力でプロモーションすること。
引用:weblio
「自分をメディア化し、認知度を上げていくこと」…これって結構ハードルが高いと思いませんか?
それこそ冒頭で出た「特別な人」でないと出来ないと思ってしまう方がいるかもしれません。
さらに日本人は諸外国と比べて自己肯定感が低いというデータを内閣府「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」で出しています。
「私自身がメディア化?ブランド化?…難しそう」
「私自身が売れる人に?…本当になれるの?」
そう思ってしまう方もいるかもしれません。
これは僕的には、最初に本人をブランディングしようとすることが原因で起こる『もったいない事件』なんです。
僕も起業当時、セルフブランディングの本を読んだことがあります。しかし、数年前まで、ニートでフランスに逃げた自信のない自分がブランドになるなんて絶対無理!と一瞬で投げ出してしまったことがあります。
この経験から僕は、セルフブランディングの対象は本人ではなく、本人の中にあるものを対象にしています。
つまり…
その人が持つユニークな資質や能力、ミッション、ビジョン、ストーリーなどです。
これらを引き出し整理統合し、オンリーワンの世界観を創ります。この世界観自体を伝えたいお客さんへ向けてブランディングしていくのです。
つまり、セルフブランディングには2つのやり方があるということです。
- 自分自身をブランディング
- 自分の世界観をブランディング
下の図を参考にしてください。

【自分自身のブランディング】
からだ1つで売っていくまさに『芸能人』あなた自身が人から憧れたり共感されたりする存在でい続けることが必要です。つまり、相手がイメージする通りのあなたでいる必要があります。
【世界観のブランディング】
あなたのユニークな資質や能力、ストーリーなどを1つの世界観として見える化。できあがった世界観をブランディングしていきます。つまり、相手がイメージする通りの世界観を保ち続ける必要があります。
どちらが現実的で、起業して10年、20年と続けられそうでしょうか?
自分自身をセルフブランディングするのは難易度が高い理由

もちろん僕が行う世界観のセルフブランディングも、源泉は本人です。
しかし、本人をブランディングするには、本人が自分の望む在り方や本質を明確にしていないとできません。
中身がカラっぽだったり、ふわふわした状態でブランディングしてしまうと、表面的な演出になりかねません。本当の自分ではない自分で社会に存在しているのはしんどいですよね…
ですので、僕は世界観づくりを通して、本人の望む在り方や資質を明確にして行き、そのまま形作った世界観をブランディングしていく方法をとっています。
セルフブランディングの最初のステップは、すでにあなたが持っているリソースに気づき、どう魅力を最大化するかです。そこから生まれた世界観を見える化し、ブランディングしていけばOKというわけです。
セルフブランディングは、「やること」は同じでも「やり方」を変えると結果が変わってしまうんです。
心理学の面から見たセルフブランディング
最後に心理学視点で、2つのセルフブランディングを見てみましょう。

自分自身をブランディング
自分自身をブランディングする場合、簡単には気が抜けませんよね?
なぜならアソシエイトした状態だからです。
アソシエイトとは心理学NLP用語で『自分の中から外界を見ている状態』です。視界に自分の姿が映っていない普段の僕たちの状態です。
これは、お客さんを対象にブランディング戦略をしているにも関わらず、主観的な判断にハマることがあります。そのため、お客さんの気持ちを忘れてしまう危険性も。
結果的に、お客さんの頭の中であなたが意図しないブランドイメージが作られてしまいます。
このように、自分自身のブランディングでは、お客さんを意識してブランディングしているのに、お客さんから選ばれないという恐ろしいシナリオを描いてしまう場合があります。
世界観をブランディング
一方、世界観をブランディングする場合、あなたは俯瞰して自分の『売り』を見ることができます。
心理学NLPではこの状態をディソシエイトと言い、視界には自分の姿も映りまるで映画を見ているような状態です。
そのため、お客さんとあなたの世界観の関係性を監督のように客観的に冷静に見ることができます。
このため、あなたの価値である世界観をどう改善していけば良いのかを適宜、判断し選ばれる価値へとアップデートしていくことができるのです。
もちろん無理することなく、あなたらしくいながらw
起業する人はまだセルフブランディングをしないでください!まとめ

セルフブランディングは「特別な人」だけができるものではなく、誰もができて誰もがユニークなポジションをつくれるものです。
僕の考えですが、セルフブランディングには2つのやり方があります。
- 自分自身をブランディング
- 自分の世界観をブランディング

【自分自身のブランディング】
からだ1つで売っていくまさに『芸能人』あなた自身が人から憧れたり共感されたりする存在でい続けることが必要です。相手がイメージする通りのあなたでいる必要があります。
【世界観のブランディング】
あなたのユニークな資質や能力、ストーリーなどを1つの世界観として見える化。できあがった世界観をブランディングしていきます。つまり、相手がイメージする通りの世界観を保ち続ける必要があります。
自分自身を適格にブランディングし続けることは、ハードルが高いです。
一方で、あなたの中にすでにあるリソース、資質、能力など引き出し、独自の世界観を見える化し、ブランディングすることは誰でもできます。
世界観をつくり、ブランディングするメリットは次のようなものです。
- お客さんと自分の価値の関係性を客観的に見れる
- 自分軸をブラさずにお客さんにとってよりよい価値へ改善できる
- 無理しない、自分らしくいられる
- 世界観ができることで自信がつく
- 市場動向に合わせてアップデートできる
無理せずあなたらしくいながら、あなたが選ばれる方法があります。
まずはあなたの世界観を見える化するため、あなたの奥にあるまだ気づいていない才能と魅力を探していきましょう。大きなバックパックやお金は不要です。すべてあなたの中にあります。
もし「独自の世界観」をつくることが上手くいかなければ、それはあなたが心から望むゴールでないものを設定しているからかもしれません。
あなたが潜在的に持つ最高のゴールも在りたい姿も、あなたの才能と魅力を最大化し見える化できればバッチリ見つけられます。