選ばれる起業家になるための【響くコンセプトづくり5選】

あなたのコンセプトを聞いて「ぜひお願いしたい！」と言うお客さんは、10人中何人いらっしゃいますか？！

ひとりで仕事をされている起業家、個人事業主、フリーランスの方は、もうコンセプトをお持ちかもしれません。

そのコンセプトをお客さんが見ただけで、聞いただけで「くわしく知りたい！」「ぜひお願いしたい！」となるコンセプトになっているでしょうか？

あなたとお客さんの接点になるWEBサイトやブログ、SNSで目に入るコンセプトは、コンマ数秒で判断されます。

今回は、お客さんの心に響くコンセプト５つの要素をお伝えします。この要素を的確に入れられれば、あなたのコンセプトはお客さんに響くコンセプトにバージョンアップできます。

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選ばれる起業家になるための【響くコンセプトづくり5選】

まずはじめにコンセプトとは何でしょうか？

ひとりで仕事をされている起業家、個人事業主、フリーランスの方は、WEBサイトやブログ、SNS等で、「あなたは誰か？」を伝えているかと思います。

これに肉付けしてあなたの価値とお客さんのベネフィットを入れたものがコンセプトです。

つまり…

どんな人（あなた）が、誰に向けて、何をどのように提供するのか。それによりお客さんは何を手に入れられるのか。（または回避できるのか）

デザインミーアカデミーのコンセプト要素を例にすると次の通りです。

ここには今回お話する『響くコンセプトの要素』がいくつか入っています。

では次から、魅力的なコンセプトになる５つの要素をお伝えします。

ひとり起業家の響くコンセプト作り１《簡単》

書店へ行くと『サルでもわかる〇〇』『7日間でできる〇〇』のような本を目にしたことはありませんか？

人は難しいものに、抵抗やストレスを感じます。

心地よいことを得るより、嫌なことを避ける方にエネルギーを出す習性があります。

人から見て難しいと思われることを、楽に簡単にできる方法は人の本能に訴えます。

デザインミーアカデミーのコンセプト例で言うと以下の箇所が『簡単』の要素です。

３ステップで〜

思い通りの人生を描くことは、なかなか大変なイメージを持つかもしれません。というか、どのようにすればいいか想像が出来ない方もいると思います。

しかし、それをたった３ステップで出来てしまうところがポイントです。

一見、自分ひとりでは難しいと思えることが『簡単で、早くできる』と思うと、「もっと詳しく知りたい！」「やり方を教えて欲しい！」となります。

自分の専門分野で仕事をしている場合、実は自分では当たり前で簡単に思っていることでも、クライアントさんは難しいと思い込んでいることがあります。

そこで「あなたも簡単にできること」を伝えてあげると、相手の心に響きます。

ひとり起業家の響くコンセプト作り２《オーダーメイド性》

昔からオーダーメイドのスーツはありますよね。最近では、スポーツシューズなどもオリジナルでカスタマイズできるものが増えています。

オーダーメイドの本質は『自分だけのものが欲しい』です。

コーチング１対１のセッションや教室であれば、すでにオーダーメイドかもしれません。しかし、本当のオーダーメイドになっていない場合があります。

例えばそれは、プログラムメソッドをそのまま提供している場合。

デザインミーアカデミーのコンセプトで言うと以下の箇所が『オーダーメイド』の要素です。

あなただけのサクセスストーリー・プログラム

プログラムが１対多の講座形式だとしても、個別コンサルを通して個々に合わせた柔軟な対応をすることで、オーダーメイド対応をすることができます。

このようにお客さんに、「私だけのためにやってもらえる」と伝わるコンセプトがあるとGoodです。

ひとり起業家の響くコンセプト作り３《リスク少ない》

お客さんにとって、サービス・商品を購入は多少のリスクがあります。

このリスクをできるだけ軽減する工夫をし、コンセプトで伝えましょう。

コンセプトを考える時のポイントは…

「お客さんが10万円のセッションを受けて、それ以上の価値を手に入れることができるか」

商品づくりの話にも関わるので、詳細は別の機会にお話しますが、重要な点は…

できるだけお客さんがリスクを感じない、且つ、価格以上のものを手に入れられる確実性を感じてもらうことです。

デザインミーアカデミーのコンセプトで言うと以下の箇所が『リスク少ない』の要素です。

講座中あなただけのWEBサイトが完成

起業塾やWEBマーケティング講座を卒業した方から「ついて行けなかった」「効果がなかった」「知識はついたけど実際ひとりではできない」という意見をよく聞きます。

デザインミーアカデミーの場合は、『リスク少ない』と『確実性』の両方を入れたコンセプト、商品設計になっています。

ベテランのWEBディレクターのサポートで自分だけのブランディングサイトが必ず手に入る。しかも、オンリーワンのポジションまで手に入るとなれば、「欲しい！」と思うお客さんを増やすことが可能です。

コンセプトを作る時のポイントは、あなたの顧客層『10人中10人が欲しい！』となるところまでブラッシュアップすることです。

このようにリスクを最小限に抑え、確実に手に入る何かを謳ったコンセプトにすると確実に響きます。

ひとり起業家の響くコンセプト作り４《継続性》

あなたが商品やサービスを購入する際、無意識に「効果が長く続く」「どのくらい使えるのか」を無意識に考えませんか？

これはつまり、商品・サービスの『継続性』。

１０万円のお掃除ロボットを買ったのに、半年で使えなくなってしまったら悲しいですよね。

ひとり起業家が提供するサービスも同様に、このサービスを受けたらどのくらい効果が継続するのかを伝えると響くコンセプトになります。

デザインミーアカデミーでは少し抽象的ですが下記の文言を入れています。この文言は継続性よりも、受講した方が手に入れられるベネフィット寄りの文言ですね。

自分らしい生き方・働き方

ちなみにコンセプトに詰め込みすぎると、ぼやけて伝わらなくなってしまうことがあります。

コンセプトを作る時は、入れたいものを盛り込んだ後に、引き算していく勇気とデザイン思考が大切です。

ひとり起業家の響くコンセプト作り５《希少性／社会性》

広告や商品によくある『〇〇でNo1』『累計〇〇人が使っている』という『みんなが使っているから安心』という社会性を訴求したもの。

一方で『限定◯点』という『今手に入れなければ損するかも』という希少性。

この要素をコンセプトに入れると人の心に響きます。

デザインミーアカデミーのコンセプトで言うと以下の箇所が『希少性／社会性』に近い要素です。

5,000人の自己実現に関わった講師が

「5,000人」の部分で安心感が出ます。

他にも『著名人や脳科学者、TVに認められた…』『東京都に経営革新計画が承認された…』と謳い、社会性を出す場合もあります。

選ばれる起業家になるための【響くコンセプトづくり5選】

あなたのコンセプトには、今回紹介した要素はいくつありましたか？

コンセプトはブログの投稿記事やWEBサイトだけではなく、体験セッションや相談会の時にも伝えることがオススメです。

響くコンセプトの５つの要素は次のものでした。

実はコンセプトに入れる要素を支える重要な土台があります。それは、『自分軸』。

あなたは誰に、どんな強みを活かして、顧客をどう変化させられる人なのか。

この自分軸が確立できていないと、お客さんに響くコンセプトを作るのは難しいです。

コンセプトや商品設計の前に、まずはあなた自身をデザインすることが大切です。

ビジネスだけではなく、あなたの人生をステージアップするためには、外に何を発信するかの前に、あなたの内側を固めていくことが重要です。