先日、港区との共催で行った「ハートリボン運動」のイベントが、大盛況のうちに終わりました。
当日は、なんと350名もの親子が来場。警視庁やTBSの方にもご協力いただき、涙を流される方もいるほど、心温まる時間になりました。
このイベントでは、僕の絵本『コロネのおしりはどっち?』と『かいとう あっというま』をピアニストの伴奏でアナウンサーさんが朗読。
そして、2013年から仲間たちと取り組んできたライブ絵本『ぼくの物語』も上演しました。
実はこれ、「おじいちゃんになったら、演りたいんだよね〜」と友人と話していた夢だったのですが、当時それが1年で実現してしまった夢なのです。
今回は、そんなふうに「ちょっと無理そう…」と思えるような願いや夢を叶えるための、新しい視点と考え方を、シェアさせていただきます。
自分の「願い」を叶えるのに必要な視点

「本当はこうしたいんだけど、自分には難しい気がする…」
「やってみたいことがあるけど、現実味がない」
そんなふうに思ってしまうことって、ありますよね。
でも実は、「どうなりたいか」よりも、「自分は誰に何ができるか?」という視点を持つことの方が、夢を現実にしやすくなるんです。
というのも、夢をひとりで叶えようとすると、すごく難しい。
でも誰かのために何かしようとしていると、自然と応援が集まって、気づけば自分の願いも形になっていた…なんてことがあるんです。
今回のイベントも、まさにそんな流れでした。
僕が監督・プロデュースする体感型ライブ絵本ショーのナビゲーター『ルーミー』は言います。

あなたの光は、誰かの笑顔を照らそうとしたとき、一番強くなるんだよ
「誰のために?」が、人生のシナリオを動かす

仕事や日常に追われていると、「夢なんて考えてる余裕ないよ…」って感じることもあると思います。
だからこそ、「誰かのために何かしたい」という思いが、行動のエネルギーになります。
何かをカタチに動ける人と、なかなか動けない人の違いは、スキルや知識だけじゃない。
「自分がどうなりたいか」よりも、「誰かにどう役立てるか?」を先に考えてるかどうかだと、僕は思うんです。
その前提があるかどうかで、現実に起こる出来事、世界線は変わる。
僕自身も、「○○さんが笑顔になるには、何をしたらいいかな?」と考えるように意識しています。
「神さまだったら、どんな人間を応援したくなるかな?」って、ちょっと不思議な視点で見てみることもあります。

夢が遠く見えるときは、自分のために歩いてるのかもね。誰かのために歩いたら、あっちから近づいてくるのかもね!
ひとりで叶えようとしない
夢や願いは、ひとりで叶えるものじゃない。
今は何でも個人で完結できる時代だけど、だからこそ「誰かと一緒に創る」って選択が、新しい可能性を広げてくれます。
まずは視点をちょっとだけ変えてみてください。
私は、誰のどんな笑顔のために動きたいのかな?
その問いから生まれる行動は、あなたの力以上のものを引き寄せてくれるはずです。
自分の「自力」と、誰かの「他力」を合わせて、あなただけの物語を歩いていきませんか?
最後に、『ルーミー』がなにか言っているので、耳を傾けてみましょう。

ひとりで見る夢は「願いごと」。誰かと分かち合ったとき、それは「現実の物語」になるんだよ♪
2010年に起業し、ライブ絵本監督・プロデューサー、会社経営、アーティスト等をしているYUSEIです。
『限られた時間の中で、何を大切にし、どんな自分らしいあかりを灯すか』をテーマに、自己実現したい人を作品やブログで応援中[→Profile]