ひとりで仕事されている起業家、個人事業主、フリーランスの人口が増え、同じようなサービスが溢れる今、オンリーワンの世界観を作ることが重要だと考える方が増えています。
しかし自分の世界観を模索し、発信してみたけど上手くいかないで困っているひとり起業家が多いのも事実です。
僕は誰もがユニークな世界観(自分軸)を持っていることを、自身の体験から100%確信しています。
一方で、世界観を正しく機能できれば、ビジネスでもプライベートでも大きな効果を発揮できるのに、もったいないと思うことが多々あります。
今回は世界観に興味がある。または世界観をを作ったけれど上手くいかないひとり起業の方へ向けて、売れる世界観にするコツをお伝えします。
この記事を読み終わったあなたは、売れる世界観と売れない世界観の違いを知り、ご自身のビジネスに活かすことができつはずです。
目次
売れる世界観、売れない世界観たった1つの違い
まずは結論からお伝えします。
世界観を作っただけでは、売れません(TT)
なぜなら、『売れる世界観』にブランディングできていないからです。
ちなみに僕の言う世界観とはあなたらしさ、『自分軸』のことです。
いくらオンリーワンな世界観(自分軸)がつくれたとしても、それを価値とするお客さんがいない場合はビジネスとしては機能しないんです。
「おもしろい人ですね〜・・・。」
で、終わってしまう可能性があるというわけです。
ひとりで仕事をされている方の業界で言えば、残念ながらこれは『売れない世界観』です。
実は売れる世界観と売れない世界観のわずかな違いは、世界観(自分軸)をつくって終わらせてしまっているか、そこからブランディングをしているかの差なのです。
次に『売れる世界観』にする方法をお伝えします。
売れる世界観にする方法
世界観をつくるとは?
前述の通りここで言う世界観とは自分軸のことです。中には『世界観=キャラクター』『世界観=特徴的な強み』と捉えている方もいると思いますが、これは自分軸の一部。
デザインミーアカデミーでは、受講生のいくつものユニークな要素を引き出し統合し、自分軸をつくります。これが今回でいう世界観。
実はこの『統合すること』がコツで、ただ単にユニークな要素を足し算して「盛る」だけでは、ピントがぼやけてお客さんに伝わらないのです。
ポイントは、『自分らしくない』部分をとことん削ぎ落とすこと。
「自分らしくない」部分は、自分の価値観やビジョンに沿っていない。これを5年10年続けるのはしんどい。と言った視点で探していきます。
正しいやり方をすれば、誰でも唯一無二の世界観をデザインすることができるので、安心してくださいね。
今回は世界観づくりの話ではないので、一旦脇に置きますが、『売れる世界観』にするには、このように世界観(自分軸)が正しく見える化できているかということが大前提なのです。
売れる世界観にするには?
世界観とは、あなたの複数のユニークな要素を統合した唯一無二の自分軸。
ひとりで仕事をされている方のビジネスでなければ、この段階で自己実現の準備が整った状態です。
しかし、ひとり起業家の方が立つビジネスの舞台では、世界観が売れるようにブランディングする必要があります。
つまり、顧客から見て魅力的な価値にするというワケです。
あなたの世界観を売れるようにブランディングする時のポイントは次の2つ。
- お客さんから求められる世界観であること
- 同業さんと異なる世界観であること
あなたの世界観を『売れる世界観』にするには、あなたのお客さんのニーズにマッチする世界観にすること。そして、それが同業さんにはない世界観であることです。
あなたの世界観をブランディングする参考に、次にご紹介する僕の事例をヒントにしてみてくださいね。
売れない世界観→売れる世界観になった話
売れない世界観
プロフィールに記載の通り、僕の独立起業の動機は『子どもとの時間と自分らしい自由な人生を取り戻すため』でした。
このため独立起業とほぼ同時に、子どもたち向けのボランティア活動を始めました。
僕はその活動を通して、自分の世界観を「子どもたちの未来のために、クリエイティブ力を使って活動する起業家」というカタチに無意識に作っていたのです。
これは果たしてパンフレットやWEBサイトをつくりたいと考えているクライアントに、この世界観はどう映ったでしょうか。
自分的には楽しいし充実していました。しかしクライアント視点に立った時、子どもたちのために活動している人間に、グラフィックデザインをお願いしたい!とはなかなかならないですよね…。
もちろん人生において自分軸は大切です。
でももしビジネスで自分らしさを売りにするのであれば、自分軸を顧客の価値にブランディングすることが重要です。
売れない世界観からのリブランディング
自分軸に沿った社会的な活動は、とてもやりがいがあり、子どもやお母さんたちの笑顔で心はいっぱいに満たされていました。
しかし、お財布は空っぽだったんです。
そのため、僕は自分軸はそのままに、クライアントのニーズを満たし価値になる世界観にブランディングしました。
このように僕は、自分の世界観をつくった後、下記2つを意識してブランディングすることで起業家として自分らしさを価値にして顧客から選ばれるようになりました。
- お客さんから求められる世界観であること
- 同業さんと異なる世界観であること
あなたの世界観をブランディングする際は、お客さんが価値と思ってもらえる要素を強めることがポイントです。
売れる世界観、売れない世界観たった1つの違い
ひとりで仕事されている起業家、個人事業主、フリーランスの人口が増え、同じようなサービスが溢れている今、オンリーワンの世界観を作ることが重要だと考える方が増えています。
しかし、自分の世界観をつくり、発信してみたけど上手くいかないで困っているひとり起業家が多いのが現実です。
理由は、独自の世界観を作っただけでは売れないからです。
ひとり起業というビジネスの場で『売れる世界観』にするには、次の2つのポイントを世界観に取り入れ、ブランディングすることが大切です。
- お客さんから求められる世界観であること
- 同業さんと異なる世界観であること
いかがでしたか?
あなたの自分軸を確立し、ブランディングするエッセンスは無料メルマガで具体的にお伝えしているので、よかったら読んでみてくださいね。
ますますひとり起業家が増える中、実績やスキル、資格だけでは通用しない時代になってきました。
これからは、自分をいかにデザインして、あなたにとって最幸のシナリオを構築していくか。これが独自のポジションに立つ不動の鍵となります。
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。