ひとりで仕事をされている起業家、個人事業主、フリーランスの方で目に見えないサービスを扱う場合、商品の良さが伝わらず困ることも多いのではないでしょうか?
いくらお客さんにとって価値ある商品・サービスが出来たとしても、それが見える化・伝わる化、そして『欲しい化』までなっていなければ、なかなか選んでもらえません。
今回は、お客さんにとって価値ある商品であるのは前提で、なぜ選ばれる商品と選ばれない商品があるのか。その決定的な違いを1つに絞ってお伝えします。
あなたの商品・サービスのアップデートにご活用くださいね。
目次
選ばれる商品と、選ばれない商品の決定的な違いとは
あなたは独自の強みを見つけ、同業さんとの差別化もし、お客さんのニーズに沿った価値ある商品を提供できているとします。
しかし、なかなか選んでもらえないことはありませんか?
その理由は…
お客さんは商品の価値をを知りたいだけでなく、「上手くいく方法」を知りたいからです。
例えば、「このコーチング商品を受ければあなたの目標達成が叶う!」という商品があった場合、目標を達成することはもちろんですが、『目標達成が上手く行く方法』も知りたいのです。
例えば、ハンドメイドや料理など習い事教室を受ければ、作品や料理が完成します。しかしお客さんが無意識に『作品や料理を上手く作る方法』も求めています。
ここで重要なのが、あなたが上手く行った方法や、お客さんがどのようなステップで上手くでき、望む結果を手に入れられるのかを見える化、伝わる化することです。
見える化、伝わる化とはただ言語やデザインで視覚的に伝えることだけではないんです。
選ばれない商品やサービスの多くが、商品のメリットやベネフィット、最終のゴールだけを伝えようとしてしまっています。
ここでのポイントは…
『ゴールを達成するための上手くいく方法』を見える化、伝わる化することです。
では次に、なぜ「成果だけ」でなく、「成果を出すまでの上手くいく方法」を見える化する必要があるのかをお伝えします。
成果を出すための上手くいく方法の見える化
商品やサービスの価値をお客さんに伝える時に、成果だけでなく、成果を出すための上手く行く方法も伝えることが重要です。
理由は次の通りです。
- 独自性が出る
- 同業さんができない
- お客さんがイメージできる
上手くいく方法の見える化・伝わる化の例
前述した目標達成のコーチング商品の場合、成果物は『目標達成』ですが、これだと多くのコーチが提供する成果物と似たりよったりになってしまいます。
例えば、見せ方は次のようになります。
オーダーメイドのコーチングで、あなたの目標達成をお手伝い!
このままだと同業さんと差別化になりません。お客さんがコーチを選ぶ際の基準もわかりません。
ここであなたの商品に、『成果を手に入れるまでの上手く行くプロセス』を見える化、伝わる化するとどうでしょうか?
例えば次のような見せ方だと、先程とどんな違いを感じますか?
あなたが着実に目標達成できる、オーダーメイドコーチング5ステップ!
Step1:自分を知る
Step2:マインドを整える
Step3:明確な目標設定
Step4:具体的なプラン設計
Step5:達成までのマインドと行動のデザイン
1つ1つのステップを登って行った先にゴールがあることがわかります。これによりお客さんは、目標達成がどのように上手くいくかをイメージすることができるようになります。
さらにこのステップを作る時のポイントは、あなたが上手く行った独自のノウハウで作ること。
こうすることで、あなたの商品やサービスは同業さんにはマネできない独自のものとなます。お客さんもイメージが具体的になり、自分でもできるかもしれないと高い再現性を感じることができます。
ポイントは、いかにお客さんに『上手くいくイメージ』を持ってもらうか。
ここまでなんとなく、伝わったでしょうか??
普段、商品・サービスそのものや、その成果を伝えることに注力していると、なかなかイメージし辛い場合もあるかもしれません。
次に僕の事例で、あなたの商品・サービスが選ばれるためのヒントにしてみてくださいね!
選ばれる商品の本当の見える化・伝わる化とは
デザインミーアカデミーの「ビジネス講座」では、通常講座でデザインした自分軸を『ブランディングしてWEBで表現する』ことを行っています。
この結果『自分らしい働き方を手に入れて、仕事がステージアップする』という成果物・ベネフィットを手に入れることができます。
この時、お客さんがさらに知りたいのは「具体的にどのようにすれば成果物を手に入れることができるのか?」という部分。
そのためデザインミーアカデミーでは、次のような手順をお伝えしています。
- 自分をデザインする(3ステップ)
- デザインした自分をブランディングする
- WEBで見える化・伝わる化する
これにより、お客さんはどんな商品で、どのような手順を踏んでいけば、自分が求めている成果を手に入れられるかのイメージが鮮明になり、安心感と確実性も感じてもらえるようになります。
ここでお伝えしたいことは、デザインミーアカデミーのプログラム内容ではありません。
あなたの商品が、どこまでお客さんがイメージできるものになっているかということです。
選ばれる商品と、選ばれない商品の決定的な違いとは
選ばれる商品と選ばれない商品の違いの1つは、『成果を出すための上手くいく方法の見える化』できているかという部分です。
『商品で得られる成果』を見える化している
『商品で得られる成果』+『成果を得るための上手く行く方法』を見える化している
『商品で得られる成果』であるベネフィットを見える化するだけでも、していない商品・サービスよりは遥かに効果はあります。
しかし現在は、ベネフィットだけだとありきたりになり、お客さんから見て違いが分かりづらいです。
ベネフィットに加えて『それを得るための上手く行く方法』を見せることで、お客さんの欲しい化を促すことができます。
なぜ『上手く行く方法』を伝えることで、お客さんの欲しい化を促すことができるかは、次のようなメリットがあるからです。
- 独自性が出る
- 同業さんができない
- お客さんがイメージできる
おわりに、『成果を得るための上手く行く方法』を見つけるコツをお伝えします。
商品に取り入れる『上手く行く方法』を見つけるコツ
上手くいく方法は、あなたが上手く行った独自のノウハウで成り立たせるというお話を本文でしました。
つまり、あなたが過去に「お客さんと同じような悩みや困難をどう乗り越えたのか」を思い出すことです。
お客さんは過去のあなたと同じ悩みを今抱えているため、これを知りたいわけです。
まずはあなたが過去に経験した困難と、それを乗り越えた経験を『売り』にするためにも、あなたの中にある特性を引き出しデザインしましょう。
商品づくりはそれからで大丈夫です。むしろ、あなた自身がデザインできていない状態で作ってしまったら、価値も何もありません。
あなた自身をデザインできれば、あとはそれを商品などの形にして表現しいくだけです。
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。