「コーチングは怪しい」
「コンサル受けたけど変わらなかった」
海外のエグゼクティブの多くは、コーチやコンサルを付けます。
これから自分らしい思い通りの人生を歩んでいこうとするあなたも、今後コーチングやコンサルを受ける場面が出てくるかもしれません。
そんな時、あなたもコーチも残念な結果に終わらないための失敗しないコーチ、コンサル選び3つのポイントお伝えします。
たまにコーチングやコンサルティングを受けたけれど何も変わらなかったと、耳にすることがあります。
これはクライアントのせいでも、コーチ、コンサルのせいでもない可能性があります。原因のひとつは今回お話することをコーチとクライアント双方が考慮しないで契約してしまうことです。
ちなみにこの記事は、結論「僕のコーチングやコンサルがオススメ!」というステマではありませんのでご安心くださいねw
公正中立にクライアントとコーチ、コンサル双方がいい出会いになることを願って書いています。
目次
失敗しないコーチ、コンサル選び3つポイント
コーチングやコンサルティングはあくまで手段・手法であり、多くの場合、あなたが手に入れたい本来の目的そのものではないはずです。
ですので僕は、コーチングスキルが高いけど、あなたの扱いたいテーマをまったく知らないコーチと出会うよりも、スキルは普通だけどあなたの達成したい目標の経験や達成しているコーチと出会うことが大事なのではと考えています。
もちろんコーチングスキル、コンサルスキルが高いに越したことはありませんが、今回はこの考えを前提にお伝えします。
まずは結論から…
- 経験の有無
- 成功体験、成功戦略
- データ量
1.コーチ、コンサル本人がその経験をしている
ピアノを習う時に、ピアノ経験のない方に習うことは無いと思います。サッカーもしかり。
しかし不思議なことにコーチングやコンサルでは、そうとも限らないケースがあります。
例えば…
起業したい人が、起業経験の少ない起業コーチに依頼するケース
起業したい人が、実際に起業したことのない起業コンサルに依頼してしまうケース
コーチングはコーチが答えを出すのではなく、相手にある答えを引き出すことが主な役目なので、起業の提案やアドバイスはしなくてよいのかもしれません。
クライアントが新しい気づきや発見があり、勇気づけされ一歩踏み出せればコーチングは成功なのかもしれません。
しかしコーチングセッションを通してそこにたどり着くにはコーチングスキルや洞察力が並外れて高い方か、コーチからの意見やアドバイスが一切不要なクライアントの場合くらいではないでしょうか。
僕はメンタリングもコンサルも行うので、クライアントさんはコーチングやカウンセリングだけでなく、アドバイスや提案、僕の体験談などのリクエストをされることが多くあります。
もしこの時、僕が「すみません、起業は経験したことがないので…。でも僕は起業とは〇〇だと考えています。というのもある本によると〜。知り合いから聞いた話だと〜だからです!」こんな風に答えたら起業したいクライアントはどう思うでしょうか。
クライアントさんのビジネスや人生に関わるコーチングやコンサルにおいて、僕は自分の未経験分野のものは最初の個別相談で正直にお伝えしています。
ここでの結論は、餅は餅屋に頼みましょう!ということです。
- 人生を変えたい方は人生を変えた経験のあるコーチ、コンサルへ
- 起業したい方は起業経験のあるコーチ、コンサルへ
- 子育ての悩みは子どもと接した経験のあるコーチ、コンサルへ
- 目標達成や問題解決はそれを経験したことのあるコーチ、コンサルへ
- 幸せになりたい方は幸せな状態を知っているコーチ、コンサルへ
必ずしも同じ問題を経験していなくてもよくて大丈夫です。
例えば会社で苦手な人がいて人間関係の問題を抱えているクライアントに、友人や家族などの人間関係の問題を経験したことのあるコーチやコンサルでもよいと思います。
コーチはクライアントの事情の詳細をすべて把握する必要はないとも言われます。とはいえ的確でパワフルな質問をするために、アドバイスや提案、介入が必要な時にベストなサポートをするためにもコーチがクライアントと似た経験をしているかは重要なことです。
コーチとクライアントが信頼関係を維持してお互いがハッピーになるポイントは…
『コーチ、コンサルがその経験をしているか』
コーチングはただの世間話や報告会ではないです。「いっぱい話を聞いてもらってスッキリ!」「共感してくれ勇気づけしてくれて満足!」で終わらせないでくださいね。
あなたの目的達成や問題解決のために、コーチやコンサルは存在しているのです。
2.コーチ、コンサル本人が成功体験・成功戦略を持っている
コーチ、コンサルはクライアントの持つテーマと同じまたは似た経験をしていることが望ましいことは前述の通りです。
さらにここでは、その経験で『うまくいった』という成功体験・成功戦略を持っているコーチ、コンサルが望ましいということをお話します。
例えば、クライアントと似た課題を過去に抱えていたコンサルが、現在もその課題に行き詰まっていたら、確信度の高い適切なアドバイスや提案はできないかもしれません。
夫婦仲がよくない時に、友人から夫婦の相談をされても、適切なアドバイスをするのは厳しいですよね。
僕の実体験で言うと、コーチから「私もその気持ちわかります!」と言われ嬉しい気持ちになり距離感が縮まった経験があります。
しかし、自分の中からしっくりくる解決策が出てこなくてアドバイスをリクエストした際に、期待したものでなかったことで不完全燃焼というか、コーチへ遠慮の気持ちが出てしまったことがありました。
コーチ視点でいうと、クライアントが望むところへ一緒に行くためには全力サポートしたい!という気持ちでいます。それなのに、遠慮されてしまうと、コーチとクライアントが信頼関係を維持してお互いがハッピーになれなくなってしまうことになります。
コーチも人なのでクライアントにとって、すべて最適な答えや戦略を持っていることはありません。
しかし、コーチ自身が経験をしてそこを乗り越えたり、達成した経験があれば、コーチなりの哲学や戦略を持っています。この成功体験、成功戦略を持っているか持っていないかでクライアントが得る結果が大きく変わってしまう場合があります。
『コーチ、コンサルが成功体験、成功戦略を持っているか』
もちろん、コーチはクライアントの中にあるリソースを引き出すことが主な役割で、クライアントからのリクエストが無い限り自身の成功体験や成功戦略を提示するのは野暮です。
ここでの結論は、餅は成功している餅屋に頼みましょう!ということです。
- 人生を変えたい方は人生を変えることに成功したコーチ、コンサルへ
- 起業したい方は起業で成功しているコーチ、コンサルへ
- 子育ての悩みは子どもとうまくいっているコーチ、コンサルへ
- 目標達成や問題解決はそれを達成、解決しているコーチ、コンサルへ
- 幸せになりたい方は幸せのなり方を知る幸せな状態のコーチ、コンサルへ
もちろん、ジャストな経験でなく近しい経験があれば十分だと思います。
3.コーチ、コンサル本人がデータ量を持っている
あなたが起業や自己実現、問題解決をしたくてコーチングやコンサルを受ける場合、次のどちらを選びますか。
- 5年前に目標達成や問題解決をした経験のあるコーチ、コンサル
- 5年間、目標達成や問題解決を果たしているコーチ、コンサル
5年前に1度何かしらの目標達成や問題解決をした方と、5年間目標達成や問題解決をし続けている方とでは圧倒的にデータ量が違います。
ここでいうデータ量とはそれに費やした時間のことです。つまり、練習や実践、学習、インプットアウトプット、思考、成功失敗体験も含まれます。
マルコム・グラッドウェル著『天才!成功する人々の法則』で成功を収めるには1万時間の練習が必要だということが書かれています。モーツァルトやビル・ゲイツなど成功者は大成するまで1万時間を費やしたと言います。
また、スウェーデンの心理学者アンダース・エリクソン教授はバイオリニストたちを対象にした研究で実力がある人ほど、練習時間を多く積み重ねてきたという結果を出し、論文で卓越した技術の修得は「1万時間以上もの計画的練習」の成果であると指摘しています。
これを踏まえ、あなたがコーチやコンサルを選ぶ際には、あなたと同じ経験をしたことがあり、それで成功体験をしていて1万時間並のデータ量を持っていることを指標にすると失敗しずらいことです。
『コーチ、コンサルが成功体験で1万時間並のデータ量を持っているか』
つまり、餅は5年以上成功している餅屋に頼みましょう!というわけです。
- 人生を変えたい方は人生を変えることに5年以上成功しているコーチ、コンサルへ
- 起業したい方は5年以上起業で成功しているコーチ、コンサルへ
- 子育ての悩みは5年以上子どもとうまくいっているコーチ、コンサルへ
- 目標達成や問題解決はそれを5年以上達成、解決しているコーチ、コンサルへ
- 幸せになりたい方は5年以上幸せな状態のコーチ、コンサルへ
ちなみに…「5年」とした根拠は次の通りです。
8時間×5日×4.3週間×12ヶ月×5年=10,320時間
まとめ:失敗しないコーチ、コンサル選び3つポイント
起業したい、目標を達成したい、目の前の問題を解決したいと思った時、コーチングやコンサルを受けるという選択肢があります。
その時に、あなたの望む結果を手に入れるためにもどんなコーチやコンサルに依頼するかが非常に重要です。
中にはなんとなく直感で!という方もいることでしょう。僕も直感を頼りにしてきたタイプなのでその気持ち、すごくわかります。
もちろんあなたの潜在意識から来る正しい直感は大切!
それプラスで今回お話した3つのポイントを指標にすれば、あなたにとってよりよいコーチやコンサルとの出会いに、そして望む結果を手に入れる可能性がぐんと上がる未来を選べます。
コーチ、コンサルを探す際の指標は次の3つがポイントでした。
- 経験の有無
- 成功体験、成功戦略
- データ量
一番大切なことは、最初の体験セッションや個別相談などでこの3つに該当するかをコーチやコンサルに聞いてみることです。
もちろん依頼の有無を選ぶのはあなたです。必ずしもこの3つを満たしていなければダメというものではありません。
3つを満たしていないコーチやコンサルでもすばらしい人間力やスキルをお持ちの方は山ほどいます。むしろそっちの方が大切な場合もたくさんあったりするのです。
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。