「目標を達成したいけど、なぜか前へ進めない」
「頑張ってはいるけど、上手くいかない」
考えて、行動もしていているのに思うように行かない。
そんな経験ありませんか?
他の人が同じやり方で上手くいっているのに、正攻法をとっているのにうまくいかない。そんな時はモチベーションや才能、能力、外的要因などではない場合があります。
実はコレ、今回お話するあなたを邪魔する3人組のしわざかもしれません。
彼らに翻弄されているうちは、どんなに素敵な能力や行動があっても上手くいかないことがあります。
目次
人生や仕事で邪魔をする3人組の正体
夢や目標などの望みを実現させようとしながら、なかなか思うようにいかない原因は様々です。
しかし、明らかに難しい事情がないのに一歩踏み込めない。ちゃんと考えて行動もしているのに上手くいかない場合があります。
それが今回お話する、あなたの人生や仕事を邪魔する3人組です。
彼らに取り憑かれると次のような症状が出ます。
- 失敗する恐れを感じる
- 何かひっかかる感じ
- 多くの人が上手くいってないという考え
- 自分には難しいかもしれないという思い
- 本当は別の手段を取りたかったという考え
- 他にやりたいことがあるという思い
なんかイヤなコトバばかりですね^^;
でも安心してくださいね。原因を知りうまく対処すればあなたの人生は必ず前進します。
1,人生や仕事で邪魔をする3人組(ネガティブな感情)
あなたの人生や仕事で邪魔をする1人目は『ネガティブな感情』です。
前述の症状の例では次の2つが該当します。
- 失敗する恐れを感じる
- 何かひっかかる感じ
ネガティブな感情には次のようなものがあります。
- 恐れ
- イライラ
- 怒り
- 悲しみ
- 不安
- 心配
- 恥
- 罪悪感
- 孤独感
僕たちの感情は大きなエネルギーを持っていますが、ポジティブな感情よりネガティブな感情の方がエネルギーの質量が大きいと個人的には感じています。
恐れや不安を感じた時のあの胸の辺りが重い感覚は、多くの方が経験済ではないでしょうか。
あなたが行動しようと奮起しても、いつもどこかで二の足を踏んでしまう場合、ネガティブな感情が邪魔をしているということがあります。
僕が絵本を出版しようと思った時、次のようなネガティブな感情が手をつないでやってきたのを覚えています。
- 素人が出版できるのだろうかという不安
- 会社やスタッフをないがしろにしてしまうかもという罪悪感
- 編集者からダメ出しをされる恥ずかしさと落胆
- 誰にも相談できない孤独感
- 出版したいのにできない焦り
- 永遠に出版できなかったらという恐れや心配
これらのネガティブな感情たちは、僕がどんなに力強く目標に向かって歩んでいても、後ろから常に付いてきました。僕のメンタルがふと下がるすきを狙い、奴らは影響力を発揮します。
この状態は思い切りアクセルを踏んでも、タイヤにゴミが絡みついてうまく進めないようなものでした。
当時の僕のように、もしネガティブな感情に気づいたら、それを適切にコントロールすることが重要です。このためにあなた自身をセルフデザイニングする必要があるというわけですw
2,人生や仕事で邪魔をする3人組(思い込み)
あなたの人生や仕事を邪魔をする2人目は『思い込み』です。
これは心理学では制限のビリーフと呼んでいます。冒頭の症状の例では以下が該当します。
- 多くの人が上手くいってないという考え
- 自分には難しいかもしれないという思い
- 私には成功できない
- 私はそれをするのに相応しくない
- この目標を達成するのは難しい
- 夢を叶えられるのは特別な人
- 夢は叶うものではない
信念や思い込みは良くも悪くも、あなた自身にとてつもない影響力を与えます。しかも、無意識で当たり前になってしまうため気づけないことがよくあります。
あなたが気づかないうちに、望みを叶えたい気持ちに大きな制限をかけているとしたら厄介だと思いませんか?車でいうと、アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態。
これでは高性能なカーナビ付きのスポーツカーでもいつまで経ってもゴールへは行けませんね。
僕が絵本を出版しようと行動し、少しづつ業界を知って行った時。
次のような制限のビリーフが、前へ進めなくなるくらいスクスクと育ったのを覚えています。
- 絵本は通常の出版よりも相当ハードルが高い
- 素人が絵本を出版するのは「か・な・り」難しい
- 絵本のことを知らない自分の作品は認めてもらえない
これらは出版を思い立ったスタート時はなかったビリーフです。編集者からの意見や情報収集をしていくうちに自分で育てた制限のビリーフです。
このようにビリーフは年齢に関わらずいつでもうまれます。逆を言えばいつでもビリーフを変えられるというわけです。
僕が講座やセッションを行う中でも多くの方が何かしらの制限のビリーフを持っています。
それを切り替えることで一気に加速する方たちを見ると、やはり制限のビリーフは正しい対処が必要というわけです。
制限のビリーフを持つことは、避けられません。
大切なことは、制限のビリーフをあなたにプラスに働くよう昇華させることです。
昇華させるには、あなたの望みにとってベストな思考や行動をチョイスする軸があれば、問題なしです。
3,人生や仕事で邪魔をする3人組(葛藤)
あなたの人生や仕事を邪魔をする3人目は『葛藤』です。
冒頭の症状の例では以下が該当します。
- 本当は別の手段を取りたかったという考え
- 他にやりたいことがあるという思い
「葛藤」「ジレンマ」は、僕が二十歳の頃書いていた詞に度々登場するとっても身近な子たち。ここからわかるように制限のビリーフと比べ葛藤は、自分で気づけるものです。
葛藤にはいくつか種類があります。
- あれもやりたいけど、これもやりたい
- あれはやりたいけど、これはやりたくない
- あれもやりたくない、これもやりたくない
ここでお気づきの方もいるかもしれませんが、葛藤は2つ以上のものに引っ張られ、前へ進みたいのに左右から腕を引っ張られてなかなか前進できない状態です。
自分の中心軸からブレて矛盾した行動、生き方をし、自己一致できていないというわけです。
車でいうとゴールへ向かって前進せずに、その場でクルクル回っているようなもの。
僕が絵本を出版しようと思った時は、次のような葛藤がありました。
- 絵本も描きたい、会社の仕事もしたい
- 出版したいが売り込みはしたくない(恥かしいからw)
- 自由に描きたいが、読者の心に響くようにも描きたい
- 編集者にダメ出しされたくない(ヘコむから^^;)
- コンテストで落選したくない(自信なくすから…)
気づいた方もいるかもしれませんが、中には葛藤だけでなく『否定的なことをみずから引き寄せ』ていますよね。
もちろんこの葛藤がある間、僕の絵本出版はうまくいくはずがありませんでした。
そのため僕はこの葛藤が持つ本来の意味を探しリデザインをすることで解決しました。
もし今あなたが前へ進みたいのに行き詰まっているなら、何かしらの葛藤が原因かもしれません。それに気づいたら早めに、あなたの本当の望みを特定させ、それにベストな思考や行動をチョイスしましょう!
まとめ:人生や仕事で邪魔をする3人組の正体
考えて、行動もしていているのに思うように行かない。という場合、次の3人組が邪魔をしているというお話をしました。
- ネガティブな感情
- 制限のビリーフ(思い込み)
- 葛藤
他の人が同じやり方で上手くいっているのに、正攻法をとっているのにうまくいかない。そんな時はモチベーションや才能、能力、外的要因などではなく、この3人組の誰かのしわざかもしれないのです。
最後に一番大切なことをお伝えしますね。
今回登場した3人組は、必ずしも悪者ではない。
「ネガティブな感情」「制限のビリーフ(思い込み)」「葛藤」
彼らはあなたにとって、ポジティブな目的があってうまれました。うまれた当初は、それがあなたのためによいカタチで機能していたのです。
ただそれが現在、またはあなたの望みを叶える上では邪魔になっているということです。
ですので、ただただ煙たがるのではなく、その存在に感謝し受け止め、あなたの望みにポジティブに働くような対処をする必要があるというわけです。
つまり、無理やりデリートしようとするのではなく、あなたのエネルギーになるようにリデザインをするということです。
あなた自身をデザインできれば、この3人組はあなたの背中を押してくれる、力強い仲間たちになってくれるはずです!
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。