「本当は、好きなことを仕事にしてみたい。でも、自信がない。私にできるのかな……?」
このような気持ちを抱えている方は少なくありません。
もしかすると、周囲を優先して自分のことは後回しにしてきたあなたも、ようやく自分の時間が持てるようになり、ふと「これからの人生、どう生きていきたいか?」と考え始めたのかもしれません。
周囲には、すでに自分の世界観で活躍している人がいて、SNSを見れば見るほど焦りや劣等感が湧いてしまうこともあるでしょう。
でも、それはあなただけではありません。
自信がなくても、一歩踏み出すために必要なのは「完璧さ」ではなく、「小さな行動」と「自分への信頼」なのです。
独立して15年、いろいろな経験させてもらって気付いたことのひとつに『人生は逆のことが多い』という実感があります。
「自信」ってやつもそうで…
自信があるからやるのではなく、やってるうちに創られる
という経験をしました。
これをヒントに、今回は「好きなことを仕事にしたいけど自信がない」あなたへ、希望とヒントをお届けします。
「自信がない」ことが悪いわけではない
まず知っておいてほしいのは、「自信がないこと」そのものが悪いのではないということです。
自信がないと感じるのは、「今の自分」よりも「理想の自分」がいるからこそ。
未来に向かう力が、すでにあなたの中にある証拠でもあるんです。
多くの人は「自信がついてから始めよう」と思いがちですが、実は順番が逆なんです。
始めてみることで、少しずつできることが増え、結果として自信が育つ。
最初から完璧にできる人なんていません。
むしろ、「怖い」「できるかわからない」と感じている状態こそ、未来の扉の前に立っている証拠なんです。
だから、いま不安を感じているあなたにも、希望はたっぷりあるというワケです。
「好き」は仕事にしていいものなのか?
「好きなことを仕事にしていいのかな」とためらう方も多いですが、答えは「Yes!」。
むしろ「好き」だからこそ、深く関わることができるし、他の人とは違う視点や感性が育っていきます。
あなたの「好き」には、あなただけの物語が詰まっています。
そしてそれを求めている誰かが、必ず存在しています。
仕事にするというと、大きなビジネスや華やかな発信をイメージするかもしれませんが、そんな必要はありません。
あなたの「好き」を、まずは小さく周囲と分かち合うことから始めてみると、自然と世界が広がっていきます。
たとえば、こんなふうに…
- 作品をInstagramに投稿してみる
- 得意なことで友人にアドバイスしてみる
- 好きなジャンルのワークショップに参加してみる
「自信がない」ときの小さな一歩の踏み出し方
「好きなことを仕事にしたい」と思ったとき、自信がないと動けないのはよくあることです。
でも、完璧な計画を立てる必要はありません。必要なのは、「ほんの少しの一歩」だけです。
小さな一歩の例としては…
- 毎日10分だけ、自分の好きなことに向き合ってみる
- 自分の思いやアイデアをノートに書き出してみる
- 小さなアウトプットをしてみる(SNS投稿、ブログなど)
このように、心地よいペースで自分とつながる時間をつくることで、自信の種は確実に育っていきます。
そして、行動している自分に「よくやってるね」と声をかけることも、とても大切です。
また、自分一人で抱え込まずに、同じような気持ちを持つ仲間や、伴走者と出会うことも、自信につながる大きな支えになることもあります。
まとめ:自分を信じて「自分をデザインする」人生へ
「好きなことを仕事にしたいけど自信がない」
その気持ちの奥には、きっと「自分らしく生きたい」という願いがあるはずです。
大切なのは、完璧にこなすことでも、急いで結果を出すことでもありません。
自分の感性に耳を澄まし、ほんの少しずつ行動することで、道は開けていきます。
そしてそのプロセスそのものが…
自分をデザインする
ということなんです。
人生や仕事のかたちを、他人任せではなく、自分で創っていくことが何より大切なんですね。
僕が監督・プロデュースする体感型ライブ絵本ショーのナビゲーター『ルーミー』は言います。

自信は、あなたがあなた自身に許可を出すことから始まるみたいだね♪
もしあなたが、「好きなことを仕事にしたいけれど、どうしていいかわからない」と悩んでいるなら――
その不安も希望もひっくるめて、あなたの人生の素材です。
焦らなくて大丈夫。自分を信じて、一歩ずつ、あなたらしい道を描いていけばいいだけです。
2010年に起業し、ライブ絵本監督・プロデューサー、会社経営、アーティスト等をしているYUSEIです。
『限られた時間の中で、何を大切にし、どんな自分らしいあかりを灯すか』をテーマに、自己実現したい人を作品やブログで応援中[→Profile]