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ひとり起業家が差別化でやりがちな3つのポイント

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「差別化をしっかりしてるのに、効果を感じない」

ひとりで仕事をされている起業家、個人事業主、フリーランスの方がサービス内容や肩書を考える場合、他者との違い(差別化)を考える方は多いのではないでしょうか。

多くのひとり起業家が試みる差別化ですが、うまく機能しないことがよくあります。

理由は今回お話する3つの視点のうちどれかを忘れてしまい、本当の差別化になっていないことがあるからです。

今回の記事を読めば、あなたの差別化で何が抜けているのか、何を満たしているのかの自己チェックができるようになります。

そして差別化より強力な競合優位戦略も知ることができます。

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ひとり起業家が差別化でやりがちな3つの忘れ物

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前回の、実は差別化できてない!?残念なひとり起業3パターンでは、『差別化しているつもりでできてない』『差別化してもお客さんに伝わっていない』『ある領域でNo1になっていない』についてお伝えしました。

今回は、ひとりで仕事をされている起業家、個人事業主、フリーランスの方が差別化する際に忘れがちな3つの視点をお伝えします。

内容は以下です。

ひとり起業家が差別化で忘れがちな3つの視点
  • 自分らしさを忘れてしまう
  • お客さんを忘れてしまう
  • 同業さんを意識し過ぎて市場を忘れてしまう

最初にこれらを忘れるとどういう結果になるかを、僕の失敗談で笑っていただきましょう。

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差別化を意識しすぎて失敗…

12年前、僕がコンサルデザイン会社で起業して少しすると、よい意味で仲間兼同業さんたちが現れました。

彼らの中には、流行りのデザインをする人、最新のWEB技術を使う人など勉強熱心な人が多くいました。

起業スタートダッシュ中の僕は、彼らから刺激を受けずにはいられませんでした。

僕も最新のデザインやWEB技術を習得し自分なりにアレンジしたサービスを作りました。さらに当時出始めたばかりのARサービスまでローンで購入してしまったのです。

これで「多くのデザイン会社、WEB会社との差別化になる!」と自信になったものです。

スキルと知識を上げ、差別化した結果…

ところが、お客さんの反応はいまいち。。。

ある時期、親しいお客さん何人かに言われ、顧客が僕に期待するものがズレていたことに気づいたのです。

お客さんが僕に期待するものは、『顧客の魅力を引き出すコンサル力、独自の強みを見える化する表現力』だったのです。

つまり、流行りの技術や最新の知識は、求められていなかった。というわけです。

僕は同業さんとの差別化を意識するあまり、自分の売りを忘れてしまい、まるでTVリモコンのように無駄な機能を追加する状態を目指していたのです。

この経験から、今回お話する3つの視点を大切にするようになりました。

差別化で忘れがちな3つの視点

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自分らしさを忘れてしまう

僕の例がまさにこれで、同業さんや世の中のトレンドを意識するあまり、自分だけが持つユニークさを自らぼかしてしまったことです。

この結果、差別化要素が減り、他との違いをお客さんから見えずらくしてしまったのです。

スキルや資格など、時間やお金をかければ誰でも手に入れられるものは、長い目で見ると差別化にはなりません。

外から付け加える前に、すでにあなたが持っているものを『内側』から見出して明確な自分軸を確立することがポイントです。

お客さんを忘れてしまう

これも僕の例で説明できますね。

僕はお客さんが期待していたもの(独自性)を脇に置いて、流行りのデザインや最新のWEB技術こそ、お客さんが求めているものだと思い込んでしまいました。

お客さんのニーズやウォンツが、すっかり抜けていたとうわけです。

差別化をする際に、多くの方は自分の『強み』を探すと思います。でもその『強み』が価値になるかどうかは、お客さんが決めるものです。

スタバが普通の味の100円コーヒーを出すことや、無印がカラフルで派手な商品を出すことを、「はたしてお客さんが望んでいるのか」ということです。

あなたのお客さんがあなたに何を望み、期待しているかを理解した上で、差別化することがとっても重要なのです。

同業さんを意識し過ぎて市場を忘れてしまう

差別化するには同業さんがどんな強みを訴求しているかを、知る必要があります。

仮にあなたの強みと同じ強みで同業さんがビジネスをしていた場合、すぐに撤退してしまうのは早計です。

もしかしたら、あなたの方がその強みでお客さんに価値を提供できるかもしれませんからね。

差別化は必ずしも同業さんとバッティングしない部分を狙うだけではありません。

それよりも、あなたの自分軸に沿った要素でいかに差別化できるかが大切です。本当にやりたいことを諦めないでくださいね。

一方で、同業さんのいないポジションを探求し過ぎて、見つけた場所にお客さんがいなかったというオチもあるのでご注意を。

ひとり起業家が差別化でやりがちな3つのポイント

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ひとりで仕事をされている起業家、個人事業主、フリーランスの方が差別化をする際に、忘れがちな3つの視点をお伝えしました。

ひとり起業家が差別化で忘れがちな3つの視点
  • 自分らしさを忘れてしまう
  • お客さんを忘れてしまう
  • 同業さんを意識し過ぎて市場を忘れてしまう

ひとり起業家が差別化する時のポイントは…

『お客さんにとって価値となる自分らしさ』+『同業さんとは違う売り』

を意識して差別化することです。

とはいえ、差別化は同業さんと比べられることが前提の戦略です。

現時点でうまく差別化できたとしても、半年後、1年後には他の同業さんにマネされたり、追い抜かれたりする可能性は十分あります。常に同業さんを意識していく必要があるのです。

これとは別に、同業さんと比べないで、持続的に独自性を出して行ける方法があります。

それは世界でたった一人のあなたをデザインして、お客さんの価値になるようブランディングすることです。

自分をデザインしてブランディングできれば、オンリーワンのポジションに立て選ばれ続けることができます。

同業さんとの戦いを避け、お客さんから見て特別な存在になることができます。

もちろん、ビジネスだけでなく家庭も個人の夢も大きくステージアップすることができるのです。

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