SNSを見ていると、ふと誰かの活躍やキラキラした日常が目に入り、
「自分は何も成し遂げていない」
「あの人に比べて私は遅れている」
そんなふうに、胸の奥がモヤモヤした経験はありませんか?
誰かと比べて落ち込んでしまうのは、あなただけではありません。それは、自分を成長させたいと願っている証拠でもあります。
でももし、SNSを見るたびに焦りや劣等感に押しつぶされそうになっているなら、それはあなたの本質と少しズレた視点を持ってしまっているのかもしれません。
今回は、「SNSで誰かと比べてしまう苦しさから抜け出したい」「焦りや劣等感を手放し、自分らしく前に進みたい」
そう願うあなたに向けて、視点の持ち方をお届けします。
小さな気づきと視点の変化が、あなたの心を自由にし、自己肯定感を取り戻す一歩になるはずです。
比較の正体は「自己否定」ではなく「願望」
誰かと自分を比べて落ち込んでしまうとき、つい「自分はダメだ」「私は遅れている」と、自分を責めたくなってしまいます。
でも、そもそもなぜ比較してしまうのでしょうか?
それは…
「自分にもこんなふうに輝きたい」という【願望】があるからなんです。
つまり比較は、あなたが理想を持っていることの表れ。
自己否定ではなく、むしろ「本当はこうなりたい」という心のサインです。
それを否定する必要は、まったく無いんです。
大切なのは…
「私はこの人になりたいのではなく、私自身の理想を生きたいんだ」
と、気づくこと。
比べた相手は、あくまであなたの理想を映し出してくれる鏡のような存在。
そこに気づくだけで、心の在り方が少しずつ変わっていきます。
僕が監督・プロデュースする体感型ライブ絵本ショーのナビゲーター『ルーミー』は言います。

比べて落ち込むときこそ、ほんとうの望みが見えてくるんだって♪
SNSの情報は「編集された世界」
SNSには、日々たくさんの素敵な投稿が流れてきます。
夢を叶えた人、自由な働き方をしている人、おしゃれな日常を楽しんでいる人。
でも忘れてはいけないのは、それらは「その人が見せたい部分を切り取って編集した世界」だということです。
リアルな生活の裏には、誰にも見せていない葛藤や失敗、地道な積み重ねがあるはずです。
それは、映画のエンディングだけを見て、自分の第一幕と比べて落ち込むようなもの。
僕たちは、他人の「完成形」を自分の「今」と比べてしまいがち
本当の人生は、もっと揺れ動いていいし、整っていなくても大丈夫なんです。
だからこそ、SNSはあくまで「参考程度」にとどめることが、心を守るコツというわけです。
あなたの感性とペースを取り戻す
SNSなどで、誰かの成功を目にするたびに焦ってしまうと、「私も何かしなきゃ」「もっと頑張らないと」と、あなた自身のペースを乱されてしまうことがあります。
でも、大切なのは誰かのスピードに合わせることではなく…
自分の「今ここ」を丁寧に見つめ直すこと。
あなたが育んできた感性や人生経験、これまで積み重ねてきた想いは、誰とも比べられない宝物です。(←これをデザインすればいいだけ^^)
焦って走り出すより、深呼吸をして、自分の内側の声を聴いてみてください。
あなたの本当のペースがそこにあります。
周りがどれだけ速く進んでいても、あなたにはあなたの道があり、タイミングがあります。
それを信じて歩むとき、焦りは自然と手放されていきます。

一番遠回りに見える道が、一番あなたらしい近道かもしれないね♪
誰かと比べて落ち込んだ時こそチャンス!
SNSなどで誰かと比べて焦りや劣等感を感じるのは、実はあなたの中に…
「もっとこうありたい」という理想や望みがあるから
他人と比べて落ち込むのではなく、その感情をヒントに「本当に自分が望んでいるものは何か?」を見つめ直してみてください。
そして、あなたの感性やペースを取り戻すことで、他人の世界ではなく、あなただけの世界を丁寧に育てていくことができます。
SNSなどでの焦りや比較を感じる時こそ、あなた自身の人生をどうデザインするかを見つめる大切なチャンスなのです。
焦らず、無理せず、自分の道を自分のペースで。
あなたには、あなたにしか綴れないストーリーが必ずあります。
それを信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。
2010年に起業し、ライブ絵本監督・プロデューサー、会社経営、アーティスト等をしているYUSEIです。
『限られた時間の中で、何を大切にし、どんな自分らしいあかりを灯すか』をテーマに、自己実現したい人を作品やブログで応援中[→Profile]