もし今あなたが、自分の好きなことや得意なことを活かして何かを始めていたり、届けたい作品や想いがあるのに、それがうまく広がっていかない──
そんな壁にぶつかっているなら…
- 想いを届けたいけど、なかなか反応がない
- 頑張っているのに、私を必要としてくれる人と出会えない
- 思うように時間が取れず、焦りだけが募る
- 自分らしさがちゃんと伝わっていない気がする
そんな風に、心がモヤモヤしていませんか?
実はこれ、僕自身が独立して間もない頃に感じていたことと同じなんです。
今回は、そうした悩みから抜け出すための「大きなヒント」をお届けできたらと思います。
僕が実際にこの考え方に出会ってから、数ヶ月で見える景色が大きく変わり、無理なく自然に、自分の描きたい世界を届けられるようになっていきました。
ぜひあなたの仕事や人生を飛躍させるヒントにしていただけたら、嬉しいです。
目次
うまくいかない最大の理由は「技術」じゃなかった
僕は独立当初、「どうやったらもっと人に知ってもらえるか」と思い、いろんなノウハウを勉強していました。
SNSの発信方法、コピーライティング、デザインの改善、色々なスキルを磨こうと必死でした。
でも、どれだけ努力しても成果にはつながらない。
やってもやっても、思うような反応が返ってこない日々。
そのたびに「まだ足りないんだ」「もっと学ばなきゃ」と、また別の知識や手法を探してしまう。そんな繰り返しでした。
でも──
本当に必要だったのは、「もっと勉強すること」でも「新しいやり方を探すこと」でもなかったんです。

いちばん大切なのは、自分自身をちゃんと「立たせる」こと
僕がようやく気づいたこと。
それは、「自分がどんな存在で、何を伝えたいのか」が、自分の中であいまいだったということでした。
つまり、「自分をちゃんとデザインしていなかった」んです。
自分の内側にある想い、好きなこと、得意なこと、大切にしたい価値観──そうした「自分という存在」をしっかり言葉にできていないまま、何かを届けようとしていたのです。
まず必要だったのは、「誰かに伝えること」の前に、自分自身を丁寧に見つめ直して、自分の世界をしっかりと立ち上げることでした。
仕事で言うとつまりは…
自分の価値を立たせる前に、売ろうとしているからです。
僕が監督・プロデュースする体感型ライブ絵本ショーのナビゲーター『ルーミー』は言います。

あなたの中にある「光」は、ちゃんとあるよ。その光をどこに向けてどう照らすかを決めればいいだけだよ♪

届け方ではなく「自分の輪郭」を描くこと
これまで僕のところに相談に来てくれた方も、みんな最初は同じような悩みを抱えていました。
そして話をじっくり聞いてみると、多くの人が共通してやっていなかったことがありました。
それは、「自分の存在価値や伝えたい世界を、ちゃんと“形”にしていなかった」ということ。
だから、SNSでどんな発信をしても、なんとなく伝わりきらない。どこかで誰かと似たような言葉になってしまう。差が出ないんです。
でもこれは、その人に魅力がないからじゃないんです。
やり方や能力の問題でもありません。
ただただ『手順』が少し違っていただけ。
今日からできる、小さな一歩
じゃあ、どうしたらいいのでしょうか?
それは、まずは「集めること」「売ること」は一旦、脇に置いてみることです。
勇気がいるかもしれないけど、焦らなくても大丈夫です。
本当に届けたい世界を、ちゃんと形にできれば、人は自然とその灯りに集まってきます。
このことは、僕はライブ絵本で実体験しました。
まずはあなた自身を、丁寧に描いてあげてください。
あなたが大切にしてきた想いや価値観、心がときめく瞬間。
それらを言葉にしていくことが、「伝わる世界」の最初の一歩です。

焦らなくても大丈夫。あなたの中にある光を、ちゃんと見つけて、整えて、やさしく灯すこと。それがいちばんの近道だよ!
世界にひとつの灯りを、あなたらしく灯そう
うまくいかない時、人はつい「もっと頑張らなきゃ」「まだ足りないんだ」と思いがちです。僕もそうでした。
でも実は、「頑張る方向」がほんの少しズレていただけだった──そんなこともよくあるんです。
本当に届けたいものを、丁寧に育てて、言葉にして、表現していく。
それこそが、あなたと僕が世界に「物語」を届けていくための、一番大切なスタート地点なんじゃないかと思います。
あなたの中にしかない「物語」は、必ず誰かの心に届きます。
まずは、あなたという存在を大切に丁寧にデザインするところから始めてみてくださいね。
2010年に起業し、ライブ絵本監督・プロデューサー、会社経営、アーティスト等をしているYUSEIです。
『限られた時間の中で、何を大切にし、どんな自分らしいあかりを灯すか』をテーマに、自己実現したい人を作品やブログで応援中[→Profile]