「起業したいけど家族がいるから」
「主婦だから起業は難しい」
起業を考えた時、大切な人のことを考えると二の足を踏んでしまうことはありませんか?
僕が未経験業界で独立起業したのは結婚3年目で、子どもが2歳の時でした。
今回は僕のように家族を養いながら起業したい方へ向けてヒントになればと思い、僕の生の体験談を交えてお話しします。
起業のリスクを避け、メリットを思い切り享受するためには、小さく小さく起業を始めることが秘訣!
現在、パパやママ真っ最中の方はもちろん、大切な人や家族がいて起業を考えている方は参考にしてくださいね。
目次
小さく始める起業の仕方と3つの手順【家族ありの場合】
起業で大きなリスクを背負うことは、今の時代に合っていないと僕は思います。なぜなら、昔とくらべ今は起業のハードルがかなり下がり、やり方もいくつでもあるからです。
起業とひとことで言っても、個人事業主もあれば会社組織もあり内容もピンキリです。
僕は副業、個人事業主としての起業、法人としての起業の経験がありますが、今回は個人起業家を目指す方向けにお話します。
ちなみに僕の起業の動機は何を隠そう『子どもと1秒でも一緒にいたい』というものでした。
①起業するリスクとは
まずは誰もが気にする、起業におけるリスク。起業の不安を軽減するためには、予めどんなリスクがあるのかを知っておくことは大切です。
そして、リスクをどこまで下げられるかをクリエイティブに考えておきたいものですね。
なぜなら僕らには大切な家族がいるからです。
- お金のリスク
- 時間のリスク
- 健康のリスク
【お金のリスク】
お金が減ったり無くなったり、返済できなくなったり…。 『リスク=お金』と言ってもいいくらい。 生活を切り詰めてでも起業する必要があるのか。 借金してでも起業する必要があるのか。 住宅ローンや保険の支払いもあるのに、大丈夫だろうか。
【時間のリスク】
会社員の時は、役割分担があります。 しかし個人の場合、経理も営業も経営もすべて一人で行うことになります。 家族との時間を過ごしたいから起業したのに、忙しくて家族といる時間が減ってしまう。 そんなリスクが起こるかもしれません。
【健康のリスク】
個人起業家は、すべての責任を自身で負う事。 常にリスクや不安にさらされながら、休むこともできないかもしれません。 気がつけば心もからだもボロボロだったという自体になりかねない。 事業内容によって、本人が倒れたら収入が止まってしまうリスクもあります。
これだけ見ると「起業やめようかな…」なんて思ってしまいそうですね。
リスク対策法については今回のテーマから逸れるので割愛しますが、ひとことで言うとあなた自身をデザインすることです。
少なくとも僕は、自分をデザインすることでこれらのリスクは10年以上回避してこれました。自分をデザインする方法はこのブログに書いてあるすべてですので参考にしてみてくださいね。
手っ取り早く要点だけ知りたい方は、無料メルマガがオススメです。
さぁ、気持ちを切り替え次からはリスクを吹き飛ばすくらいの起業の魅力、そして『小さく始める起業』についてお話します。
②起業するメリットとは
起業のリスクは『自分の望みにベストな思考や行動をチョイス・表現して回避』を前提に、二の足を踏んでいる方が一歩踏み出せるきっかけになるような起業メリットをリスクを捉え直した形で考えてみましょう。
【お金のメリット】
起業すると自由に使えるお金が増えます。 収入はあなた次第、やればやるほど上がっていくことも。 欲しい物が買えたり、家族旅行に行けたり、子どもの習い事を思い切りさせて上げたりとお金の使い方も自由。 会社の給与の場合、問答無用に税金を引かれた手取りで生活をやりくりする必要があります。
【時間のメリット】
起業すると時間の使い方はあなた次第。 飲みすぎたから次の日は午後から仕事するとかもアリですw 平日の子どものイベントに参加することも、安い時期に家族旅行することもできます。 本人の時間の使い方次第で3年後、5年後の未来が大きく変わりますが、時間管理ができる方にとって独立起業は大きなメリットになるはずです。
【健康のリスク】
お金と時間をあなたのこころとからだの健康にも使えます。 会社員時代には後回しにしていた運動や健康管理を仕事の中のひとつとして、空いている昼にヨガやジムに行くこともできます。また、人間関係も毎日の予定もコントロールできるため、ストレスフリーな生活を実現できることは大きなメリットです。
僕が『パパ起業』してよかったと思う事は、例えば次のような時です。
- 子どもの行事に参加できる(何度延期になっても無敵w)
- 何かあった時、家族をすぐサポートできる
- 家族と好きな時に好きな場所へでかけられる
- 子どもの貴重な成長の一瞬一瞬を共有できる
- 奥さんとふたりでランチデートできる
- 365日家族で食事をし一緒に寝ることができる
これらを起業して10年以上続けてこれたことはプライスレス。
起業の目的は人それぞれですが、僕は常に望んだ人生、幸せな状態を続けられていると思えるのはこれが実現しているからです。
小さく起業する3つの手順
起業のリスクとメリットを見てきましたがいかがでしたか?
現役パパママは、子どもの成長を毎日見ながら過ごせることに魅力を感じた方、リスクが怖いと感じた方もいるかもしれません。
ここからは具体的に、起業のリスクをできるだけ抑えて小さく始める起業の仕方をお話します。
①副業から始める
今や副業はスタンダードになりつつありますね。僕が起業した当時、副業という言葉を知りませんでした。
しかし、ちゃっかり副業をやっていたのです。
つまり会社に勤めながら、自身のホームページをつくりそこから仕事を得ていました。
正確に言うと、学んだWEB技術のテスト用として作ったホームページから、仕事の依頼が来てしまったというわけです。ここから12年その状態がいまだに続いていおり、セールスや営業を避けてこれました。
このように会社に勤めて給与をいただきながら仕事を始められれば、リスクはほぼ発生しないことになります。
ただこのやり方、2021年3月時点では新鮮味に欠けますね。では、今の僕なら何をするか?もしかしたら次のようなことをするかもしれません。
- YouTubeで発信する
- 今までのツテから仕事を得る
- クラウドワークスから仕事を得る
- BASEなどの無料ネットショップでサービスを販売する
②起業するタイミングを知る
ホームページやクラウドワークスで仕事を得るようになり、給与以外の収入が入ってくるようになります。では、会社を辞めて独立起業するタイミングは、どこで決めればいいのでしょうか。
僕の場合『家族と1秒でも長く一緒にいたい、自分らしい自由な時間が欲しい』という動機で起業したので、参考にはなりませんが、今言えることは次のようなタイミングです。
- 生活費(支出)より個人の収入が増えた
- 上記が少なくとも半年から1年以上は続く
- この仕事を一生続けたいと思える
- お客さんが喜んでくれる
- 家族が賛成してくれる
さらにオススメの起業の仕方は、 今の会社から仕事をもらいながら、あなたの事業を拡げていく。
これができれば、元勤めていた会社と自身の事業からの2つの収入源がうまれ、リスクというよりは大きなメリットになります。
そのためにも、今の会社に貢献しあなたがいないと困るような状況にしておきましょう。
僕も起業当時、在職していた会社から少しですが、不定期で仕事をいただきました。売上というよりは仕事があるという安心感だけでも精神衛生上よかったです。
起業時には小さくても起爆剤がいくつもあった方が安心です。それが燃えている間に、新しい仕事を集めて行けるからです。心とお財布に余裕を持つことが起業スタート時に転ばないコツです。
僕が起業したい方から受ける相談で多いのが、起業に一歩踏み出せないという悩み。一人ひとり課題は違うものの共通する解決策は、自分をデザインできているか否か、うまくいくことに確信を持っているかというところに集約されます。
スキルUPや人脈開拓、複数の強みで差別化したり、WEB集客に力を入れてもうまくいかない理由は、無料メール講座でお話している通りで、まずは正しいやり方で伝わる仕組みをつくることが先決ですw
③起業する!
起業には初期投資が必要なものもあります。
もし僕が実家と同じような職業を選び起業した場合、機械の購入などで1,000万以上の資金が必要でした。
しかし僕はもともと持っていたパソコン1台と、すでに作ったホームページだけで起業することができました。
起業する職種にもよりますが、できるだけ物や負債を持たないでスタートしましょう。僕たち起業家が増やさなければならないのは、仕事の数、人脈、信頼、売上です。
そして、忘れちゃいけないのは 「なぜ起業したのか」という 起業の目的です。
これがブレると色々な失敗がうまれるのでご用心。
例えば…
- 事業内容がふらつく
- 不要なサービスをリース購入
- 高い家賃の事務所を借りてカツカツ
- 悪影響のビジネス仲間が増えたり騙されたり
- 消費、浪費が増える
- クライアントに迷惑をかける
- 家族に心配をかける等
もしあなたの起業目的が『大規模な会社組織をつくる』というのであれば、大きな投資も必要でしょう。
しかし、関わる人たちを幸せにしたい、自分の好きなことで楽しんで夢中に仕事がしたい。そういう目的で起業する場合は、できるだけ大きな負担は抱えないようにしましょう。
種から芽吹き、双葉を経て花を咲かすように。自然に身を委ねながら、力み過ぎずあなたのペースで成長していきませんか?
それが、風の時代の生き方です。
まとめ:小さく始める起業の仕方と3つの手順【家族ありの場合】
家族を養いながら起業する場合、二の足を踏んでしまう方も多いと思います。そんな方へ今回は小さく始める起業の仕方をお話してきました。
今回一番お伝えしたかったことは、起業のリスクを避け、メリットを思い切り享受するためには、小さく小さく起業を始めることが秘訣ということでした。
起業にはリスクとメリットがあります。
- お金のリスク
- 時間のリスク
- 健康のリスク
- お金を自由に使える
- 時間を自由に使える
- 健康的な生活を得られる
起業のリスクを避けて、メリットを享受するためには、副業から始め今の会社との繋がりを維持しながら小さな収入源を複数つくりましょう。
- 副業から始める
- 自分のスキルアップにつながる副業を選ぶ
- 人や会社とのつながりを活かす
- 生活費と収入のバランスを見て起業する
- 集客してくれるホームページを作る
- 初期投資は極力抑える
- 起業の目的を明確にし忘れない
- 家族を犠牲にしない
パパだからママだから、家族のためにリスクを犯したくない…。その気持ち、すごくわかります。
しかしそのような考えで起業に二の足を踏み続けているとしたら、その方がリスクかもしれません。
なぜなら、起業したら得られるメリットが得られなくなってしまうからです。
起業には、年齢も立場も学歴も関係ありません。僕が起業当時知り合った起業家たちは20代〜60代と様々でした。
その中で、うまく行っていた起業仲間たちには、共通していたことがありました。
それは皆、自分自身をデザインして、望むシナリオを持ち確信をもっていたということです。
大切な家族を守りながら、あなたの夢を叶えて、家族と幸せのサイクルに入っていきませんか?
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。