「夢を叶えたいけどできない」
「夢を持ちたいけど怖い」
世の中には「夢は叶う」という方がいる一方で、「夢は叶わない」という方がいます。
僕は物心ついた頃から持ち続けた夢が、20代中盤で粉砕されました。挫折を経験した僕は「夢なんて叶わない」「夢なんて見るもんじゃない」と考え直したこともあります。
しかし、それからあることがきっかけで新たな夢を持ちました。今では夢を叶えては新たな夢を持ち、望みを実現することが習慣のようになっています。
周りからは「家族もいてその歳でエネルギッシュだね(苦笑)」とよく言われますが、今の僕には夢や目標が無い方が怖いです。
今回は夢を叶えたい!目標を達成したい!と思っている方向けに、僕なりの夢のトリセツをお伝えします。
目次
夢を叶えるトリセツ
小学校の頃から、ことあるごとに聞かれた「あなたの夢は何ですか?」という質問。
それだけ夢は僕たちの人生に、大きく関わっているようです。最初に夢を持つことのメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
①夢を持つことのメリット
- 人生が変わる
- 世界が広がる
- 生きがいになる
- 自分と人生を動かすエネルギーになる
僕は中学2年の時、ミュージシャンになる夢を持ちました。それにより、考え方や行動ががらっと変わりました。
嫌なことを考えたり、ゲームをだらだらする時間がなくなりました。
今までと同じ環境なのに、見えるものが変わり、関わる人が変わり、僕の世界は大きく広がりました。
これは社会人になってもまったく同じでした。夢を持つ人は、そういう人たちで集まります。今、僕の周りには夢を追いかけている人しかいないような錯覚すら覚えるほどです。
夢や目標があると自分が発するエネルギーも変化し充実した毎日を実感することができます。
②夢を持つことのデメリット
夢を追いかけて挫折した人は、次のようなデメリットを経験済みなのではないでしょうか。僕は1冊の本が書けるくらい、たっぷり経験させてもらいました。
- 時間、人、お金などを失う
- 夢が叶わないリスク
- 叶わなかった後の無力感、喪失感
僕がミュージシャンになるために使った時間は約6年。大学卒業後の3年間は、周りの友人は就職し給料をもらい、服も食事する店もどんどん変わっていきました。
僕は時間をすべて夢に注ぎ込み、結局、何も得られないまま3年以上遅れて友人たちと同じ道を後から歩み始めます。
就職はしたものの、夢を諦めきれないで挫折を引きずっている僕は、社会人という道をちゃんと進むこともできず3年で3回の転職をします。
このように夢を持つ恐ろしさは、夢を諦めた後も後遺症を残すことがあるということ。そして、時間だけでなく人間関係やお金も失うリスクもあります。
ただしこのデメリットを極力軽減しようとすると、夢への道が遠のくこともあってココが誰もが葛藤する部分なんですよね。
③夢を持つことに意味はある?
ここまでで、「夢を持つことって、リスクの方が大きくない?」そう思う方もいるかもしれません。
リスクはもちろんあるのですが、それ以上に、夢を持つメリットは魅力的です。
これは多くの歴史上の人物たちが証明してくれていて、僕がニートになりパリへ逃避したひとつの理由もこれです。
では万一、夢が叶わなかった時、果たしてそれは本当に無意味なのでしょうか?
僕はそう思いません。
なぜなら夢に費やした時間は、後から役に立つことが多いからです。
例えば僕の場合…
- 目標達成するコツを知れた
- 自分を知れた
- 人間関係に活かせた
- 仕事に活かせた
- 自己投資に活かせた
- 世界が広がった
- 物事の見方が変わった
ここで話すと長くなるので省きますが、夢を追いかけた経験が社会人や起業で役立ったことは山ほどありました。
つまり、夢を追いかけている最中に得た経験はすべて、これからの人生に活かせるというわけです。それをどう料理するか、生ゴミの日に捨ててしまうかは自分次第というワケです。
④夢を見つける方法
ここからは、今夢を探している方、夢を失ってしまった方へ向けて、新たな夢を見つけるヒントをお伝えします。
僕は20代半ばで夢を失った後、朝からゲームをやり、夜中まで映画を観るという引きこもり状態になりました。当時はニートと言う言葉が流行り?出していて僕はまさに流行の職に就いていたというわけです。
ある日、現実から逃げるようにフランスへひとり旅(逃亡?)に出ます。
なぜフランスだったか。そこにはたくさんの夢を叶えた人たち(アーティスト)がいたからです。
僕はパリから南フランスへ縦断し、イタリアへ足をのばす途中、エズという天空の村へ登りました。そこである画家と出会い、夢の魅力を再確認します。
この画家との出会いはただのきっかけでした。でもこのきっかけがあったから、新たな夢を怖がらずに探そうとしたのかもしれません。
夢を見つけるヒントは、あなたの中、そしてこの世界にあります。
もし見つからないのであればそれは探索し切れていないか、データ量が不足しているだけ。さらにあなたの内面と外側にオープンになって行動してみるといいかもしれません。
⑤夢を叶えるコツ
夢を叶えるコツは、ひとことで言うと自分をデザインすることです。つまりこのブログに書いている多くのことが夢に近づき手に入れるヒントなのです。
逆を言えば、自分をデザインしないで夢や目標を追いかけても迷子になるだけです。
自分をデザインしないで、スキルや知識の習得に時間を使っているのも同じくです。
- 自分が望む在り方、方向性、目的までの道のりなどを設計すること
- 自分が望むベストな思考や行動を選択して表現すること
このように夢を叶えるコツは、とってもシンプルです。
今のあなたは、次の質問にどう答えますか?
「どうしてあなたは、その夢を掴みたいのですか?」
「どうしてあなたは、その夢を失いたくないのですか?」
まとめ:夢を叶えるトリセツ
今も昔も、世界中のミュージシャンが夢を歌っています。それだけ夢は人生にとってかけがえのないものなのかもしれません。
心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって、絶えず成長する生きものである」とし、人間の欲求を5段階に理論化しましたが、この頂点に位置するのがまさに自分らしく夢を叶えることなのです。
ちなみに、1段階目の欲求は「食欲」「排泄欲」「睡眠欲」など生命の維持に不可欠なもの。
それを考えると、夢を追い求めることができる時代に生まれた僕らは、それだけで幸せ者ですね。
- 人生が変わる
- 世界が広がる
- 生きがいになる
- 自分と人生を動かすエネルギーになる
- 時間、人、お金などを失う
- 夢が叶わないリスク
- 叶わなかった後の無力感、喪失感
夢を叶えるには、スキルや知識の習得や行動も大切ですが、あなたの本質を知り、いかにデザインできるかが近道というわけです。
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。