「自分が何をしたいのか、よくわからない」
「いつもブレてばかりで、そんな自分にモヤモヤする」
そんなふうに感じること、ありませんか?
毎日やることに追われていると、「自分のことを考える時間」って、つい後回しになってしまいますよね。
でも、目の前のことにばかり時間を使っていると、本当に大事なことを見失ってしまったり、せっかくのチャンスを逃してしまうことも。
今回は、仕事や家庭、人間関係に忙しく、自分のことを後回しにしがちな人へ。
忙しい日常の中でも、ブレない「自分軸」を築くカンタンな方法をシェアさせていただきます。
ちょっと意識を変えるだけで、あなたの未来がぐっとあなたらしく動き出すはずです。
目次
自分軸を最短で築くカンタンな方法
僕がよく使う言葉に
自分をデザインしよう!
というものがあります。
これは言い換えると『自分軸を作ろう』ということ。
そして、そのための一番シンプルで効果的なステップが、「自分をどう見ているか」を知ることなんです。

あなたは、あなた自身をどう見ている?
自分軸を築くには、あなたが自分自身をどう自分を認識しているかという部分がポイントになります。
別の言い方をするなら『自己認識』『アイデンティティ』『セルフイメージ』です。
例えば…
- 私は人付き合いが苦手な人間だ
- 私はいつも笑顔で穏やかな人間だ
- 私は仕事より家族を大切にする人間だ
セルフイメージは、あなたの行動や思考に大きな影響を与えます。つまり、あなたが今いる環境・現実は、あなたがあなた自身に持つセルフイメージから生まれた結果とも考えられるのです。
セルフイメージが決断力を生む
たとえば、こんなシーンを想像してみてください。
週末は家族とお出かけの約束がある。でも、急に仕事の打ち合わせが入った。
「家族を大切にする自分」というセルフイメージを持っている人なら、迷わず家族との時間を選ぶはずです。
逆に「仕事最優先の自分」と思っている人なら、仕事を優先するかもしれません。
ここで大事なのは、どちらが正しいかではなく、迷わないということ。
セルフイメージが定まっていれば、判断もスムーズになり、選んだ後にモヤモヤすることも減ります。
逆に、イメージがあいまいだと、いつも選択に迷って、決めた後にも「これでよかったのかな……」と悩んでしまうんですね。

自分軸を築くには「役割」がカギ
では、自分のセルフイメージをどうやって明確にしていけばいいのか。
ここで大事になるのが、自分の役割を見つけることです。
たとえば、僕の家庭での役割は…
子どもたちが持つ光を育て、愛を注ぎ、幸せ体質へ導く存在でいること。
この役割を持っているからこそ、日々の中でどんな行動を選ぶか、どんな言葉を使うか、すばやく判断できます。
独立したばかりで生活が不安定だった2010年、仕事と子どものお迎えが重なった時、僕は迷わず仕事を断り、子どもを迎えに行きました。
仕事が決まれば数年先まで安定する案件でしたが、1ミリの後悔もありませんでした。むしろ僕の中では、100点満点ハナマルでした。
なぜなら、「自分の役割」がはっきりしていたからです。
(クライアントさんすみません…)
僕が監督・プロデュースする体感型ライブ絵本ショーのナビゲーター『ルーミー』は言います。

「役割」って、肩書きじゃなくて、心の使命みたいだね。それが見えると、世界が変わるんだね♪
役割を見つけるには価値観から
では、自分の役割を見つけるにはどうすればいいのか?
それは、あなた自身の価値観を見つめることです。
あなたが心から大切にしたいと思っていること──
それを軸に、「家庭」「仕事」「社会」「人間関係」それぞれの中で、どんな存在でいたいかを考えてみてください。
役割とは、例えばあなたの家庭内での役割、職場での役割、社会での役割、人間関係での役割です。
「役割」は、自分が望んでいる未来の方向性を自然と教えてくれます。

自分をデザインして、自分軸を育てよう
今回は、「自分軸を最短で築くカンタンな方法」として、
- 自己認識(セルフイメージ)を明確にする
- 自分の役割を見つける
- 価値観を起点に行動を選ぶ
というお話をしてきました。
僕が10年以上、多くの方と関わる中で感じてきたのは、結局「成果が出る人」の共通点は、強い自分軸があることです。
どれだけ知識やノウハウを持っていても、自分軸が弱ければ、どこかでブレてしまう。
でも、自分を丁寧にデザインしていけば、軸はちゃんと育っていきます。
あなたの中にある「役割」や「価値観」を言葉にし、セルフイメージをリデザインしていくことで、周囲の人や運までも、あなたを後押ししてくれるようになります。
自分らしい未来を生きたいあなたへ。
まずは、自分という存在を見つめ直す時間を取ってみてくださいね。
最後にライブ絵本ナビゲーターの『ルーミー』からあなたへ質問です。

限られた時間の中で、あなたは誰と一緒にいて、なにを大切にして、どんな光をともしたいですか?
2010年に起業し、ライブ絵本監督・プロデューサー、会社経営、アーティスト等をしているYUSEIです。
『限られた時間の中で、何を大切にし、どんな自分らしいあかりを灯すか』をテーマに、自己実現したい人を作品やブログで応援中[→Profile]