「本当はこう言いたかったのに…」
会話のあとに、そんなもどかしさを感じたことはありませんか?
人と話すときやSNSに投稿するとき、自分の想いを素直に言葉にできずに、後から落ち込んでしまう。
「もっと上手に伝えられたらいいのに」と思えば思うほど、余計に言葉が出てこなくなる。
でも安心してください。自己表現は「センスのある人だけができること」ではありません。
誰もが持っている感性や想いを「どう表現するか」を知れば、自然に伝えられるようになっていくんです。
この記事では、「自分の想いをうまく伝えられない」と感じる方に向けて、本質的な自己表現をはじめるためのステップをシェアさせていただきます。
目次
表現は「上手さ」より「真実味」
自己表現というと、「言葉選びが上手じゃないといけない」「センスがないと伝わらない」と思いがちです。
でも、本当に人の心を動かすのは「上手な言葉」ではなく「真実味のある言葉」なんです。
たとえば、大切な友人に「ありがとう」と伝えるとき。
完璧な言葉よりも、あなたが心から感じた想いの方が、ずっと相手に響きますよね。
だから自己表現のはじめ方は、うまく言おうとすることではなく、まず「自分が本当に感じていること」に気づくこと。
心からの想いを素直に言葉にするだけで、伝わり方は大きく変わります。
僕が監督・プロデュースする体感型ライブ絵本ショーのナビゲーター『ルーミー』は言います。

飾った言葉より、そのままの声が人の心に届くんだね♪
言葉にする前に「自分の感情」を感じてみる
想いをうまく伝えられない人は、自分の感情をスルーしてしまうことが多いんです。
「本当はどう感じているんだろう?」と自分に問いかける時間を持つだけで、表現の質が変わります。
たとえば、誰かと話した後に「嬉しかったのか、少し寂しかったのか」を丁寧に感じてみる。
日常の小さな感情をノートに書き出してみる。
そうすることで、自分の内側にある「本当の気持ち」をキャッチしやすくなります。
感情に気づければ、それをそのまま言葉にするだけで、自然な自己表現が生まれていきます。
「相手にどう思われるか」を手放してみる
自己表現が苦手な人ほど、「変に思われないかな」「否定されたらどうしよう」と考えてしまいます。
でもその意識が強いほど、言葉が出なくなったり、自分らしさが隠れてしまうんです。
本質的な自己表現とは、「相手にどう思われるか」より「自分が本当に伝えたいこと」を優先すること。
もちろん相手を思いやることは大切ですが、自分の想いを押し殺してまで合わせる必要はないと思うんです。
相手の反応よりも、自分の心に正直でいること
それが自己表現をラクにしてくれる一番のポイントなんです。

相手の目より、自分の心の声を見つめてごらん♪
表現方法は「自分らしいスタイル」でいい
自己表現というと「言葉で上手に話すこと」をイメージしがちですが、それだけが表現ではありません。
文章を書くこと、絵を描くこと、写真を撮ること、音楽やダンスに込めること…その人の「自分らしさ」が出る形すべてが自己表現です。
大切なのは「私にはこの方法が合っている」と感じるスタイルを見つけること。
それは誰かに評価されるためではなく、自分が自然体でいられるためのものです。
表現方法に正解はありません。あなたらしいスタイルこそが、最高の自己表現なんです。
「自己表現」は自分をデザインすること
「自分の想いをうまく伝えられない」と感じるとき、それは才能がないからではありません。
ポイントは――
- 上手く言おうとするより「真実味を大切にする」こと
- 自分の感情を感じてみること
- 相手の目線より、自分の心に正直であること
そして何よりも、自分らしいスタイルを選ぶことです。
これらの積み重ねで、自然と「自己表現」ができるようになるはずです。
大切なのは、「うまく伝えられるか」ではなく「自分をどう表現するか」。
そのプロセスそのものが、あなたが「自分をデザインする」ことにつながっていきます。
よかったらメルマガで、自分をデザインする鍵を手に入れてくださいね。
2010年に起業し、ライブ絵本監督・プロデューサー、会社経営、アーティスト等をしているYUSEIです。
『限られた時間の中で、何を大切にし、どんな自分らしいあかりを灯すか』をテーマに、自己実現したい人を作品やブログで応援中[→Profile]