奇跡とは《常識では考えられないような、不思議な出来事》
世の中では奇跡と言うと、ありえないこと、自分とは無関係なもののように感じます。
しかし、人生で悩みや不安を解決したい人、望みを叶えたい人にとって、奇跡は起こせるもの、奇跡は存在すると信じている人もいます。何を隠そう僕もそのひとり。
今回は、僕の経験から奇跡というものを分析し、あなたが「私も奇跡がつくれる」と思ってもらえるきっかけに。そして、なかなか結果が見えない問題や目標で奇跡をいかす方法を考えてみたいと思います。
目次
豊かな人生に必要なプチ奇跡のつくり方
大きな事故から生還したり、治らないと言われた病気から回復したストーリーを聞いた時、奇跡を感じることがあります。
このように専門家や多くの人の予想に反して良い結果が起こった時、僕たちは「奇跡が起きた!」と言ったりします。
今回僕は、専門家や多くの人が当たり前のように悪い結果を想定したことに反して、想定外の良い結果を出すことを『プチ奇跡』と定義しお話したいと思います。
あなたは夢や目標を叶えたいと思った時、次のような経験はありませんか?
- 親戚や友人から無理だからやめた方がいいと言われた
- 先生や専門家から難しいと言われた
僕は過去、起業の時はもちろん、このような経験を何度かしました。
無理だと言う相手が、その業界の専門家や先生だと説得力も出て、諦めてしまいそうになっちゃうんですよね。
しかし、このような状況をひっくり返し、良い結果を出すためのクリエイティブな力をあなたも僕も持っているのです。
ラッキーや偶然では片付けられないプチ奇跡の起こし方を、僕の3つの体験談を通してお話します。あなたの人生でプチ奇跡をつくるヒントにしてくださいね。
①【プチ奇跡1】産婦人科医に出産は無理と言われた話
奥さんが次女を妊娠した時、切迫流産になり入院しました。入院時、僕は医院長に呼ばれ次のような話をされました。
「羊水が少ないのでこのままでは難しい。心の準備をしておいてください」と。僕が羊水は増えないのか尋ねると、もし増えたら学会ものだと言われました。
僕たちは絶望的な中、羊水が増えて次女が無事生まれるてくれることを祈りました。そして数週間後、僕は再度医院長に呼ばれました。
「母体にもよくないのでそろそろ手術の日程を決めましょう」と。僕はなんとかならないものかと食い下がりましたが、最後には謝られてしまいました。
そこで僕は、先生の言葉を敬意を持って疑い、様々なパターンを柔軟に考えました。そこで出した結論は、手術を断り転院という選択でした。
ところが、どの病院にあたっても断られるというありさま。
唯一受け入れをしてくれた都立病院で僕らは希望を伝え、残り4ヶ月を諦めずにやれるだけのことをやってもらうことになりました。そして予定日が近づいた頃、減ってしまった羊水は戻り、次女は完全な健康体で生まれることができたのです。
これ以上話すと個人情報ダダ漏れなので控えますが、誕生日も誕生時間も奇跡を証明してくれるようなものだったんです。(テレビでも放映されました^^)
僕はこの経験で、奇跡の存在を信じるようになりました。
産婦人科の専門家やいくつもの病院の見解に反した結果が起こったこと。これが僕の言うプチ奇跡です。
もし僕が自分の本当の望みや意図を決めていなければ、固まった思考で専門家の提案を受けていたかもしれません…。想像するだけでウワ〜〜〜〜ってなります…。
もちろん医院長の判断は、専門家として正しかったと思います。ただ僕が、その業界で常識とされるものを疑い、別の発想を持って行動したことが今回は吉と出たようです。
あなたも僕も、運命に翻弄されないための能力はたっぷり持っています。それをどんな状況でも使える状態にしておくために、あなたの本当の望みと、それにベストな思考や行動をチョイスできる自分軸をデザインしておくことがカギです。
この件で一番大変だった奥さんと次女には、今だに感謝ですm(_ _)m
②【プチ奇跡2】先生たちに無理と言われた大学入学
中学3年生、高校受験の面接時の話です。
面接官からの志望大学の質問に僕が答えると、面接官たちは急に表情を曇らせ、こう言われました。「そこは特殊で難しいから辞めたほうがいい」と。
その言葉は中学生の僕の無意識に刷り込まれ、大学を受験する時には、その志望校を受けることはありませんでした。志望校として考えることすらしませんでした。
しかし大学2年の時、あるきっかけが僕に志望校を思い出させてくれました。そして受験をし直し中3年の時に入りたかった志望大学へ入り直すことができたのです。
これが2つ目のプチ奇跡です。
教育のプロである先生たちに難しいと言われ、高校の担任にもやめておけと言われ、自分の中にブレーキがかかりました。
しかしその後、あるきっかけでブレーキがアクセルに換わり、受験をし直すという行動をした結果、プチ奇跡を起こせたのです。
ちなみに、高校の先生たちに責任はまったくありません。僕が先生たちの情報を、自分なりに解釈して行動した結果です。
希望の大学に入れたのも、もしかしたら違う大学で起こったきっかけのおかげかもしれないと考えると、人生すべてが奇跡の連続だなぁと、ワクワクしてきます。
③【プチ奇跡3】編集者たちにダメ出しされた絵本
子育てをする中で「パパの絵本を読んであげたい!」と思い、未経験ながら絵本を出版できた時の話です。
知り合いづてで絵本編集者を紹介してもらい、数名の方に僕の処女作を見てもらいました。しかし、ダメ出しの嵐で絵本は向いていないことを突きつけられました。
自分が目指す業界のプロたちから言われたら、諦めてしまいそうになりますよね。さらっと言っていますが、もちろん僕の心は重症で再起不能直前でした。
しかし、絵本を出す方法を、出版の常識に囚われずゼロ発想で考え、さらに自分が望む結果に向けて、思考と行動をデザインしました。
この結果、フジテレビKIDS主催の絵本大賞で700名以上の応募者の中から大賞に選ばれ、出版することができました。
3つ目のプチ奇跡。
自分の目指す業界のプロたちからダメ出しをされた。けれど、自分の行動や感情をデザインして夢を叶えるというプチ奇跡をつくりました。
プチ奇跡の起こし方・いかし方
3つの事例を全部読んでくださった方、まずは僕のプライベートな話にお付き合いいただき感謝します。
中には、「これは奇跡と呼べるの?」と思う方もいるかもしれません。
そうなんです、ある出来事を奇跡と捉えるか捉えないかは、人それぞれ。ただの『偶然』『当たり前』にしてしまうことも出来るんです。
しかし、この『物事の捉え方』こそが、その人の人生を創っていると僕は思っています。この考えは特に、望みを叶えたいと思っている方にとっては大切な要素。
では、どうすれば事実や専門家の意見は受け止めつつ、それを疑い、他にもっと良い方法があることを信じて、自分自身を突き動かせるのでしょうか?
それは、『自分をどれだけデザインできているか』にかかっています。
巻き戻しのできない人生の中で、多くの決断を迫られる僕たちが明確にしておきたいこと。それは自分がどう在りたいか、何を望んでいる、どんなシナリオを歩みたいのかです。
まとめ:豊かな人生に必要なプチ奇跡のつくり方
奇跡は超自然現象。しかし、プチ奇跡ならつくれるかもしれない。
そう思った方もいるのではないでしょうか。
現在あなたが設定している夢や目標が、一般的には難しいと言われていることだったら、むしろプチ奇跡を起こすチャンスです!
今回のプチ奇跡の定義は、専門家や多くの人の予想と反して良い結果をつくることでした。
プチ奇跡をつくるには、自分をデザインすること。つまりあなたの思考や行動を最適化し、望むシナリオを描いていくことが必要です。
- 転院する
- 受験をし直す
- 作品の持って行き方を変える
ある出来事を奇跡と捉えるか、捉えないかは人それぞれ。『物事の捉え方』こそが、その人の人生を創る大きな要因になります。
プチ奇跡を起こすには、うまくいったことをそのままにせず、なぜうまくいったのかを分析することもポイントです。
業界の常識や専門家の意見だとしても、それを疑い、視野を広げてクリエイティブに発想するクセを付けてみてください。
そうすれば、あなたもプチ奇跡をつくれるはずです。
まずはあなた自身をデザインするところからスタートしてみてくださいね!
自分をデザインして、あらゆる願いを引き寄せるエッセンスをシェアします。